スリナム共和国、通称スリナムとは南アメリカ北東部に位置する共和制国家である。
基礎データ
概要
南米大陸の北部に位置する面積、人口ともに南アメリカ最小の独立国。
国境を接するガイアナとフランス領ギアナとは国境問題を抱えている。
気温は1年を通してほとんど変化しない。高温多湿で降水量が多い。 乾期は8月から11月までが乾季で12月から7月が雨季。
ガイアナ共和国と同様インド系住民が多いがインドネシア系も多く、世界屈指の複雑な民族構成を持ち、南米の人種のサラダボウルとも呼ばれる。
1667年のブレダ条約でオランダがニューアムステルダム(現ニューヨーク)とスリナムを交換するというセルフシャークトレードを行うと、その後は何度かイギリスがちょっかいを仕掛けるも、1975年の完全独立までオランダの植民地だった。その影響で南北アメリカ唯一のオランダ語圏の国となっている。
主要産業は鉱業。金やボーキサイト等の鉱産物が輸出額の5割以上を占める。
豊かな天然資源を誇るが多様な民族構成が原因で常時政情は不安定。
森林率は驚異の97%。これは世界第一位の割合であり、多数の固有種を抱える。
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