丸源ラーメンとは、都市郊外を中心に展開する「肉そば」のラーメン店である。
概要
ラーメン
多めの薄切り豚肉と玉ねぎ、柚子胡椒おろしの入った醤油ラーメンの「肉そば」が有名。肉が多いが、スープはさっぱりしている。
まず普通の味を楽しみ、柚子胡椒おろしを崩して食べた後、卓上のにんにくやどろだれラー油、酢などで味を調整しながら食べる、という「味の調整」が勧められている。どろだれラー油は入れすぎると辛くなるので、慣れないうちは少しずつ入れながら調整するとよい。人にもよるが、酢を最後に入れるとスープの味があっさりして、飲みやすくなる。麺を食べ終えた後に残ったスープにご飯を入れるのも、公式に勧められている。
下記のようにおすすめの食べ方が店内に掲示されていることもある。これが正しい食べ方というわけではないので、自由に食べていい。
- レンゲの背で肉をスープに押し込み、その旨味の出たスープを先ずはひとくち食らうべし。
- ハシで肉を絡ませながら、麺をズルズル音を立てて食らうべし。
- スープに浮いている柚子胡椒おろしをスープに溶かしながら味の変化を楽しむべし。
- 半分食べたら、「どろだれラー油」を入れてみるべし。もうヤミツキ間違いなし。
- 酢を入れてスープを飲み干す。これまた裏技の極意なり。
番外:ラーメンを食べ終えたら、ためらわず「ごはん」をスープに入れて食らうべし。
(出典)
また、つけ麺タイプの肉そばもある。さらに、肉そば以外にはチャーシュー入りの醤油、とんこつ、味噌、塩ラーメン、ちゃんぽん等もある。肉が多すぎると感じる人は別のメニューを頼んでもよいだろう。
サイドメニュー
サイドメニューのチャーハンは熱い鉄板の上に焼かれた状態で出される。店員が混ぜた生卵をかけた後、客がスプーンでかき混ぜて食べる。焦げ付いてしまうので、慣れないうちは出されたらすぐかき混ぜるのがよい。かき混ぜる勢いが強すぎるとこぼれたり、鉄板でやけどしたりするので注意。食べ放題の高菜をチャーハンに入れてもよい。
他のサイドメニューとして餃子がクローズアップされており、持ち帰りメニューもある。一方、セットメニューで餃子から変更できる一品としてから揚げがあり、こちらの方をおすすめする人も多い。また、食後のデザートとしてソフトクリームもある。
経営・出店
運営企業は焼肉きんぐと同じ物語コーポレーション。類似する店舗として、他に「二代目丸源」「きゃべとん」も展開している。
広い駐車場や離乳食、麺の糖質カットなど、ファミリーや女性向けにもアピールしている。もちろんカウンター席もあるので、一人での入店も全く問題ない。後述するように郊外中心の出店なので、自動車での来店が便利なことが多い。
丸源ラーメンは都心部ではほぼ見られず、郊外のロードサイドを中心に展開している。1号店は愛知県安城市の三河安城店で、2001年に建てられた。その後関東・関西方面にも進出し、2012年には100店舗を達成した。2020年現在で店舗がない都道府県は宮城県を除く東北地方と、北海道、新潟県(かつて進出していたが閉店)、徳島県、大分県、宮崎県となっている。道路側に大きく「ラーメン」と書かれた看板が目印になっていることが多く、店の建物には「丸源肉そば」と書かれていることが多い。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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