安房峠とは、国道158号線にある長野県松本市と岐阜県高山市との間にある峠。標高は1,790m。
概要
福井県福井市から長野県松本市とを結ぶ国道158号線には2つの難所を抱えている。福井県と岐阜県との境にある「油坂峠」とこの「安房峠」である。特にこの安房峠は狭路であるのに関らず「乗鞍高原」「奥飛騨温泉郷」「上高地」といった峠周辺の観光地へ向かう重要路であることも影響して観光シーズン時は混雑が絶えず、峠の通過に7時間近く要したという記録が残っている程交通が集中していた。また例年11月中旬~5月中旬は冬期通行止となるため、通年で安定した交通路確保を求めてかねてから新道の建設が沸きあがっていた。その新道が「中部縦貫自動車道」の一環として1997年に先行開通した「安房峠道路(安房トンネル)」である。
安房トンネルの開通により通年通行が可能となり、飛騨地方はこれを「第二の夜明け」と称した他、関東甲信地方から飛騨・北陸とを結ぶ高速バス路線が開設されるなど交通事情が改善された一方、安房峠の現道の交通量は激減した。
安房峠はいわゆる「酷道」に含まれる方だが、見方としては入門者向け的な道路である。ただしシーズン中は比較的交通量があるため、すれ違う際は注意が必要である。
関連動画
車載動画として撮影できるのは前述の通りシーズン中だけである。最初はバイクでの車載動画でした。
長距離車載動画シリーズのうp主はここを経由していました。
2008年9月13日の車載動画オフでは、オフ会に参加された皆様で岐阜県側から長野県側に向けて一斉走行を展開していました。
車載動画オフにはてってってーP氏も参戦して車載動画をうpしました。
関連項目
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