帳(帷)とは、室内などに張りめぐらせた垂れ幕である。仕切りに使う。
漢字として
- 意味
- とばり、張りめぐらせた幕、寝床にめぐらせたとばり、垂れ幕、陣屋の幕、書き入れるための冊子、負債、(張と通じて)張る、という意味がある。
- 〔説文解字・巻七〕に「張なり」と、張りめぐらせた幕のこととある。〔釈名・釈床帳〕に「帳、張なり。床上に張施するなり」とある。
- 字形
- 形声で、声符は長。
- 音訓
- 音読みはチョウ(漢音、呉音)、訓読みは、とばり、まく。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 帳幄・帳帷・帳飲・帳殿・帳台・帳簿・帳面
異体字
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