挙は、挙げるという字である。
漢字として
挙
- Unicode
- U+6319
- JIS X 0213
- 1-21-83
- 部首
- 手部
- 画数
- 10画
擧
- Unicode
- U+64E7
- JIS X 0213
- 1-58-9
- 部首
- 手部
- 画数
- 17画
- 意味
- 旧字・繁体字は擧。
- 挙げる、掲げる、捧げる、事を始める、興したことがら、振る舞い、用いる、こぞる、という意味がある。〔説文解字〕には「對擧するなり」とある。
- また輿と通じて、こしという意味がある。
- 字形
- 〔説文〕は與声の形声とする。與は与の旧字で、与(牙のこと)を4つの手で掲げる字。さらに手を加えて高く挙げる意味なので、会意とする説もある。
- 音訓
- 音読みはキョ、コ、訓読みは、あげる、あがる、おこなう、こぞる。名のりに、しげ・たか・たつ・ひらがある。
- 規格・区分
- 挙は常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 擧はJIS X 0213第二水準。
- 声符
- 挙(擧)を声符とする漢字には、欅、襷がある。
- 語彙
- 挙火・挙隅・挙国・挙止・挙式・挙手・挙場・挙人・挙措・挙達・挙動・挙白・挙兵・挙用・挙例
異体字
舉
- Unicode
- U+8209
- JIS X 0213
- 1-58-10
- 部首
- 臼部
- 画数
- 16画
- 𦦙は、〔康煕字典〕などにある異体字。
- 㪯は、Unicodeに舉の異体とある字。
- 𠃥は、〔字彙補〕にある古文。
- 𠔖は、〔字彙補〕にある異体字。
- 𦬠は、〔字彙補〕にある古文。〔玉篇〕は茻と同じとしている。
- 𢪓は、〔廣韻〕に舉に作るとある。ただ〔集韻〕に舁の異体字とある。
- 舉は、繁体字である。JIS X 0213第二水準。
- 簡体字は举。
- 1
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!