喦とは、よく喋るという字である。嵒とはとても似ているが別の字。
漢字として
- 意味
- よく喋るという意味がある。〔説文解字〕には「多言なり」「春秋傳に曰く、喦北に次る」とある。嵒と聶は通じ、〔左氏伝〕の現在のテキストでは聶北となっている。また嵒は讘と声義ともに同じの字である。〔説文〕は讘を別字として載せているが、〔集韻〕には讘が本字で、異体に囁があるとある。
- 字形
- 品に従う会意。〔説文〕に「品の相ひ連ぬるに从ふ」とある。
- 音訓
- 音読みはジョウ。〔説文〕に「讀みて聶と同じ」とある。
異体字
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