単語

フン
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とは、中国語圏の人名である。

  • 胡奮(? - 288年) - 三時代末から西にかけての軍人
  • 石奮(? - 前124年) - 前漢の官僚。恭しさで知られた
  • 孫奮(? - 270年?) - 三時代の孫呉の皇族。孫権の子

漢字として

Unicode
U+596E
JIS X 0213
1-42-19
部首
大部
画数
16画
𡚒
Unicode
U+21692
部首
大部
画数
17画
意味
奮い立つ、元気を出す、励ます、震える、怒る、を広げる、という意味である。
説文解字・巻四〕には「翬(と)ぶなり」とあり、「く、奮飛することわずと」と〔経・舟〕を引用する。
賁は義とも通じた字。
字形
諸説ある。〔説文解字〕は「スイ)の田上に在るにふ」と、の会意で、大いに飛ぶ意味とする。
白川静によれば、文の字形はが組み合わさっていて、衣++田の会意であるという(奪も衣+で似た形)。衣を他の字と組み合わせるのは哀、衰など多くあり、すべて死についての儀礼に関する字である。奮や奪も字形にそういう背景があり、の形の霊が田の器[1]から飛ぶ意味ではないか、としている。
音訓
音読みはフン(音、音)、訓読みは、ふるう。
規格・区分
常用漢字で、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一準。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。
奮を符とする漢字には、𢅯などがある。
奮袂・奮起・奮撃・奮・奮進・奮・奮戦・奮然・奮闘・奮発・奮飛・奮躍

異体字

  • 𡚒は、〔康煕字典〕にある俗字で、下の田の字が臼になっている。
  • 簡体字は奋。なお奋は〔篇類編〕にコウと読んでの沢という意味のある字として載っている。

関連項目

脚注

  1. *白川静によるとこの下の田はを留めておく器で、の下部も同じという。

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