客とは、財・サービスの買い手、訪問者、ゲスト、観客、聴衆、見物者、旅人などのことである。
買い手の場合は、敬称をつけてお客さん、お客さまと呼ばれる。
漢字として
- 意味
- ゲスト、旅人、訪問者、諸公の家臣への訪問者、宿泊者、敵軍、まろうど、招待者、外界の、過去、という意味がある。
- 〔説文解字・巻七〕に「寄なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。〔説文〕は形声で、声符を各としている。ほかに宀+各の会意で、廟に祖霊が降霊する意とする説などがある。
- 音訓
- 音読みはカク(漢音)、キャク(呉音)。訓読みは、まろうど。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 客を声符とする漢字には、愙などがある。
- 語彙
- 客意・客員・客観・客死・客室・客車・客舎・客人・客船・客体
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