態とは、文法の用語で、動作主体が主語になるか目的語になるかという動詞の性質を表す。能動態、受動態が代表的。
漢字として
- 意味
- すがた、形状、ありさま、ふるまい、様子、という意味がある。日本語では、わざと、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十〕に「意なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は能。金文では態の意味で能が使われている。能に古くはタイの音があった。〔説文〕は心+能の会意としている。
- 音訓
- 音読みはタイ(漢音、呉音)、訓読みは、わざと。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 態勢・態度
異体字
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