漢字として
燬
- Unicode
- U+71EC
- JIS X 0213
- 1-63-91
- 部首
- 火部
- 画数
- 17画
- 意味
- 火、烈火、焼く、という意味がある。また毁と通じて毀つという意味がある。〔説文解字・巻十〕には「火なり」とあり、「春秋傳に曰く、衞矦燬」と衛文公の名のことがある。
- 字形
- 形声で声符は毁。
- 音訓
- 音読みはキ(漢音)、訓読みは、やく、ひ。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第四水準。
異体字
𤈦
𤈦は、〔集韻〕に燬と同じとある異体字だが、〔説文・巻十〕には別の字として載っていて、「火なり」「詩に曰く、王室、𤈦くが如し」と〔詩経・周南・汝墳〕を引用する。現在のテキストでは燬になっている。
〔説文〕は尾声の形声としているが、音が違うため、火+尾の会意説もある。
その他の異体
関連項目
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