SCP-2918-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『ペットボトルに対してのみ反ミーム性を発揮する少女』。
概要
アイテム番号 | |
基本情報 | |
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OC | Pending |
収容場所 | サイト-81RLの低脅威度物品保管ロッカー |
著者 | EianSakashiba |
作成日 | 2021年5月1日 |
タグ | 反ミーム 素手喧嘩コン21 |
リンク | SCP-2918-JP |
SCPテンプレート |
埼玉県のとある市から回収され続けるカラフルに着色された500ml・または2Lのペットボトル。ただのペットボトルであるはずであり、しかも2Lのほうに至っては一度切ってから再度接合された跡があるにも関わらず、どういうわけか異常な破壊耐性を有しており、開けることさえできない。反ミーム性を持っているため、重量・匂いに至るまで一切が不明。この反ミーム性はペットボトルが持つのか、それとも内容物が持つのかは開封できないため不明。
本オブジェクトの発生源は埼玉県の前述した市にお住まいの父子家庭・萌芽見氏の家である。氏いわく、娘の華怜氏がこのペットボトルを出しているとのこと。華怜氏は引きこもりで、部屋からすら出てこず、ましてやお風呂やトイレすら入らず、ネットゲームに入れ込んでおり、食事を持っていったらちょっと返事があるくらいで会話もないのだという。一度華怜氏に問いただした際も、「言いたくねえからわざわざボトルに細工して隠してんだろ。デリカシーねえな変態親父。」と物凄い剣幕で怒られてしまったとか。
SCP初心者へ:反ミームとは?
反ミームとは、「その物体に関する情報の拡散を阻止する」異常性である。著名な例ではSCP-055[1]や収容チャンバー#3942[2]などが挙げられる。SCP-055はこの系のオブジェクトの開祖みたいなものなので、「何が何だか分からない」ことが逆に魅力に昇華されているが、大概の反ミームオブジェクトは「報告書を丁寧に読めば謎が解ける」ようになっている。つまりは「なぞなぞ」というやつであり、本オブジェクトの場合はそのなぞなぞの中でも割と単純明快な部類である。
要は華怜氏はネットゲーム廃人で、トイレに行く時間すら惜しんでおり自分の排泄物をペットボトルに出している(俗にこのような人物を『ボトラー』と呼ぶ)わけである。そうはいっても思春期の少女、しかも父子家庭で相談可能な女親もいないため、恥ずかしくてペットボトルの中身がわからないように反ミーム性を付与しているのである。
関連動画
関連リンク
関連項目
脚注
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