「雨だれの歌」は、元は漫画でありアニメになった「少女終末旅行」の挿入歌である。作中に登場するチト(水瀬いのり)とユーリ(久保ユリカ)が歌っている。
「雨だれの歌」は、2017年10月にアニメ化された「少女終末旅行」に使用されているいわゆる挿入歌である。作詞・作曲・編曲はbakerが手掛け、歌っているのはヒロインである「チト(cv水瀬いのり)」と「ユーリ(cv久保ユリカ)」である。
少女終末旅行は、文字通り文明が崩壊してしまって「終末」になった世界を「チト」と「ユーリ」がケッテンクラートに乗って、その日暮らしの旅をする内容である。しかし、彼女たちには「終末」とう悲壮感はあまりない。どこか楽しんでいるフシがある。それを象徴するのがこの「雨だれの歌」である。
文明が崩壊してしまった世界に生まれたヒロインたちは「歌」という概念を知らない。しかし、あるとき雨がモノに当たって落ちる音を聞いて「なんか楽しい」と感じる。そして、いくつもの「モノ」を並べて、音楽(らしきもの)を二人で作り出し、二人で楽しむ。それはれっきとした「音楽」であり「曲」なのだが二人はそのことを知らない。そして、二人きりであるからそれを伝える相手もいない。(作中、何人か二人以外の人間に出会うがすぐに別れてしまうため)
歌詞には、チトとユーリの二人がお互いを思う様子、更に「生き方」も詰め込まれている。「少女終末旅行」という作品世界を見事に体現した歌である。
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最終更新:2024/06/01(土) 19:00
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