「BloodyTears」(ブラッディーティアーズ:血涙あるいは血の涙)とは、コナミが開発・発売したファミコン用ディスクシステム用ソフト、『ドラキュラⅡ 呪いの封印』で使用されたメインテーマ曲である。
『ドラキュラⅡ 呪いの封印』の発売が1987年8月28日。
『BloodyTears』は同作の中の一収録曲として作曲されたものである。ゲーム中では昼間のフィールドで流れる。
ゲーム発売当時より人気の高い曲であり、その後発売されたサントラにおいてもヘヴィーメタルなど、様々な音楽ジャンルへのアレンジがなされた。また、シリーズ全体を通して使われる一曲であり、初代『悪魔城ドラキュラ』第一ステージの曲(Vampire Killer)、後発の『悪魔城伝説』第一ステージの曲(Beginning)とともに、悪魔城ドラキュラの世界観を強くイメージさせるものとして、「欠かせない一曲」というポジションを獲得した。(→ドラキュラ三大名曲)
ドラキュラII 呪いの封印 | |
コナミワイワイワールド2 |
前述のとおり、公式サントラやシリーズ後発ソフトにアレンジ版が収録されているが、それでも「原曲」のディスクシステム版の人気は根強い。当時のコナミ音楽スタッフの、ファミコン音源の使い方が神がかっていたゆえの評価である。上記ピコカキコにあるコナミワイワイワールド2でのアレンジ(作中での曲名は「モンスターバトル」)は原曲の完成度の高さが本作に上手く溶け込んだアレンジで、ファンからは正統派アレンジとして評価され、ラストステージ中盤という盛り上がりの中で使用されていることも手伝い、シリーズファン以外からも高評価を得ている。これをきっかけにドラキュラサウンドにハマる人も少なからずいた。
また、MIDIコミュニティーが健在であった時代にも、人気の高さゆえDTMerによる耳コピーが流行していた。現在でもネット上を漂流するMIDIデータは、この時期に作成されたものが多い。
ニコニコ動画では「演奏してみた」分野での人気が高い。とくにピアノ・(エレキ)ギター・ベースの奏者による演奏が多く見受けられる。
のちに「beatmaniaIIDX13 DistorteD」にDJ YOSHITAKAによるリミックスが収録された。同曲はDDR SuperNOVA2にも収録され、現行バージョンでもプレイが可能である。なお、ムービーはDistorteD稼働当時の最新作であったPS2「悪魔城ドラキュラ 闇の呪印」からの出展で、同作の促販も兼ねていた。ちなみに呪印自体にはBloodyTearsは収録されていない。あまりに原曲とかけ離れ過ぎた前衛的なアレンジだからか、原作ファンからの評価は高くない。
IIDX版とDDR版のムービーは若干違っている。DDR版のほうはIIDX版にあったプレイ中のシーンが無くなっており別のシーンに差し替えられている。
曲名 | BloodyTears(IIDX EDITION) |
ジャンル | HARD RENAISSANCE |
アーティスト | DJ YOSHITAKA |
BPM | 170 |
DanceDanceRevolution | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SP | DP | ||||||||
習 | 楽 | 踊 | 激 | 鬼 | 習 | 楽 | 踊 | 激 | 鬼 |
4 | 5 | 6 | 10 | - | - | 5 | 7 | 11 | - |
beatmaniaIIDX | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SP | DP | |||||||
NORMAL | HYPER | ANOTHER | NORMAL | HYPER | ANOTHER | |||
5 | 9 | 10 | 5 | 10 | 11 |
ジャンルは後に氏の楽曲で多く使われている「HARD RENAISSANCE」。後に同ジャンルを冠した楽曲の多くがREFLEC BEATに収録されたが、残念ながらこの曲のみ収録されてない。iOS「REFLEC BEAT plus」で配信されている「コナミ伝説 MUSIC PACK」収録の「ドラキュラII 呪いの封印メドレー」でFC版原曲をプレイできるのが救いか。
この他にもKEYBOARDMANIA 2nd mixにて登場(後にee'MALL経由でpop'n musicへ、海外作品の楽曲としてDDRへ移植)された「AKUMAJO DRACURA MEDREY」では3曲目に登場。同曲はシリーズの中でも知る人ぞ知るアーケード版(無印)の楽曲で構成されており、血涙もアーケード版からの出展扱いになっている。
IIDX版は最低でもLv5と初心者には取っつきにくいが、DDR版は最高でも足11に抑えられており比較的プレイしやすい譜面となっている。
左:初出の『ドラキュラⅡ 呪いの封印』の字幕プレイ動画
右:海外版『ドラキュラⅡ』(CastleVaniaⅡ Simon's Quest)のTAS動画。海外版はROMカセットによる発売であったため、日本国内版のディスクシステム音源とは異なる。
しかしこの曲に関してはROM版もいい感じの音質になっている。
掲示板
64 ななしのよっしん
2022/12/30(金) 12:15:25 ID: wucpz4c5TO
たった十六小節と三音でこの曲が作れる
やっぱ物つくんのにいちばん重要なんは環境ではなく発想なんやな
環境が重要でないとは言わんが
65 ななしのよっしん
2023/01/26(木) 00:50:52 ID: pp9ZJ29jml
NES版のCastlevaniaIIに使われてるver.が一番好きなのは自分だけなんかな~
知ったきっかけがアイワナだったってのもあるかもしれないけど
66 まいごのコヌコ
2024/01/24(水) 03:08:05 ID: El7mP4k1b/
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最終更新:2024/06/01(土) 19:00
最終更新:2024/06/01(土) 19:00
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