せと弘幸とは、「行動する保守」系の右翼活動家である。ある意味「ネット右翼の父」の一人とでもいうべき人物。
概要
子供の頃からヒトラーに憧れを抱いて育ち、成人後の大半の時間を国家社会主義(ネオナチ)活動家として過ごした筋金入りの右翼活動家である。
任侠右翼に接近したり新右翼に接近したりと立ち位置が定まらない時期もあったが、現在は嫌韓・嫌朝・嫌中・自由主義史観・反創価学会などを旗印に掲げる、いわゆる「行動する保守」としてのスタンスを明確にしている。
かなり早い段階からネット上で右翼的主張を展開していた人物であり、さらに設立後間もない2ちゃんねるを「憂国の戦場」と位置づけ、支援者に右翼的な主張を積極的に書き込むよう呼びかけ、自身もそれを実行していた。ネット右翼が発言しやすい環境を作り出すのに貢献したという意味では、理論的支柱を提供した小林よしのりや山野車輪などと並び、ネット右翼の父と言っていい人物であろう。
一時はネット右翼系ブログが乱立する政治ブログランキングでも最上位に位置する人気ブロガーとして君臨し、新右翼系政治団体・維新政党・新風から07年参院選の比例区候補者として招聘を受けるほどになった。しかし選挙では惨敗を喫し、その後ナノテクゼリーなる怪しげな食品販売に手を出すなどしたことでネット右翼の信望を徐々に失っていった。現在は在特会などの行動する保守系諸団体と連携して活動しているが、かつてほどの存在感はなくなっている。
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