どうして病院が必要なんだろうとは、病人たちの自問である。
概要
民衆の「病院に帰れ」との忠告を無視し続けた病人たちは増加の一途を辿り、
やがてそれは「病院が来い」との悲痛な叫びへと変化していった。
その声に応え、政府は「ここに病院を建てよう」の掛け声とともに次々と病院を建立。
だが病人たちは増加の限りを知らず、ついには院内でも感染は拡大、「病院も手遅れ」に。
民衆はこれ以上の感染の拡大を防止するため、「病院逃げて」と病院そのものを追い出した。
「どうして病院が必要なんだろう」と。
もはや病人しかいない。
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