アトルガン皇国(The Empire of Aht Urhgan)とは、ファイナルファンタジーXIに登場する架空の国家である。
概要
拡張データディスク「アトルガンの秘宝」にて実装された国。
それ以前から「近東の国」という言葉はゲーム中に出てきていたが、国の名前が明示されたのは「アトルガンの秘宝」の発売が発表されてから。
人間5種族が満遍なく暮らしているが、「ガルカの将軍が珍しい」とゲーム中でNPCが語るシーンがあり、若干の種族差別があることが予想される。
地理
冒険者(プレイヤー)たちが所属する「中の国」「アルタナ連合(アルタナ四国協商)」から見て近東に位置する、「エラジア大陸」の西側を領土とする。
それ以外にもヴァナ・ディール各地に属領がある模様。
首都は皇国領の西側に位置する皇都「アルザビ」で、「人民街区」「辺民街区」「皇民街区」の3つの区画に分けられる。
人民街区
市民権を得ていない者、市民権を剥奪された者が主に暮らす。言ってみれば、貧民街に近いのかもしれない。
皇国の秘宝「魔笛」が安置されており、それを狙う蛮族軍の脅威に晒されている。
辺民街区
通称「アトルガン白門」。
様々な面での利便性に優れ、「アトルガンの秘宝」リリースから長きに渡ってヴァナ・ディールにおいて最も多くの冒険者が集うエリアとなっていた。
皇民街区
冒険者(プレイヤー)たちは通常は入ることはできず、特定の条件を満たしたときのみ足を踏み入れることになる。
政治
「マジャーブ朝」による世襲制王朝。君主は「聖皇」と呼ばれる。
現聖皇は「ナシュメラ2世(Nashmeira)」と呼ばれる女性。
4年前に前聖皇が崩御して即位したが、ほとんど姿を見せず内政にも関心が薄い。さらに即位してすぐにそれまで属国であった蛮族たちが反旗を翻したりと、いいことがなく国民からの評判はすこぶる悪い。
宰相はラズファード(Razfahd)。
聖皇に代わり、実質的な政治の全権を握っている。彼の手腕によって、皇国の治安もいくらか良くはなっているようである。
軍事
不滅隊
皇国が誇る精鋭の青魔道士によって構成された部隊。現隊長はラウバーン(Raubahn)。
軍隊であると同時に公安としての役割も担っているようで、国民たちには恐れられている感もある。
魔滅隊
かつて五蛇将のガダラルが所属していた。
五蛇将
その他
上記以外にも偵察兵や弓兵などといった、通常の軍隊も存在する模様。
また、内憂外患の現状において正規の軍隊だけでは戦力をまかなえないのか、傭兵会社「サラヒム・センチネル」を皇国公認とし、積極的に多くの傭兵を登用している。
外交
エラジア大陸東部、極東の国家である「ひんがしの国」とは交戦状態にある。
水晶大戦時、当時の最大の貿易相手国であったタブナジア侯国をはじめとした「中の国」の諸国から幾度となく援軍要請を受けたが、孤立主義を貫き派兵しなかった過去を持つ。それ以来、外交はかなり疎遠になっている。
近年では冒険者の受け入れの開始や経済面での交易など、いくらか関係を持つようになってきているが、政治面での結びつきは依然として薄い。
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関連項目
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