アニマルランドとは、スーパードンキーコング2に登場するステージである。
概要
アニマルランドは、クロコブルグにあるクラッバの見張り小屋からいける、ロストワールドのステージ。
ロストワールド最後のステージ(ボス除く)だけあって、このゲームの中でも特に高い難易度を誇る。
ステージの構造は、さまざまなアニマルフレンドに変身しながらコースを進んでいくものとなっている。
『サイのランビ』エリアはステージ開始直後にスーパーダッシュを使用すれば簡単にクリアでき、続く『カジキのエンガード』、『クモのスクイッター』エリアも特筆すべき難易度ではないのだが、4つ目の『オウムのスコークス』エリアが最大の障害となる。
このエリアは『とげとげタルめいろ』のように触れるとアウトになる茨で構成されているうえ、ステージ内には一定時間で風向きが変化する強風が吹き荒れている。空中を飛行するスコークスは風の影響をもろに受け、操作ミスを誘発されてしまうのだ。
おまけにエリア内には、スコークスの攻撃では倒せない赤ジンガーが多数配置され、不意にフリッター5匹編隊が突撃してくる初見殺しな場面も存在する。
結果、多くのスコークスがここで茨やジンガー、フリッターの餌食になって散っていった。このエリアのみBGMが名曲『BRAMBLES』なのだが、正直あまり慰めにはなっていない。
風を拒否して暴れるのではなく、うまく読んで味方に付けるのがコツ。追い風方向に操作を重ねない限りは急加速して敵に突っ込む事はない。基本的には向かい風で行動し、他にも無操作で流される選択肢もある事に気づくとクリアが近くなる。敵を一気に突っ切りたい時は追い風を使うと良いだろう。
その後、最後のエリアである『ヘビのラトリー』エリアが待ち受けている。スコークスエリアを突破出来たプレイヤーにとっては大した難関ではないのだが、最後の最後にタル大砲という罠が待ち受けているため、気を抜かないように進まねばならない。
ゲームボーイアドバンス版ではコンティニューバレルの位置がスコークスエリアの茨ステージの入口に変更されており、風も弱体化。赤いジンガーが黄色のジンガーに変更されているなど、難易度が下げられている。
ドンキーコングランドでのアニマルランド
ゲームボーイ移植版『ドンキーコングランド』にもロストワールドのトリを飾るステージとして登場。ただしステージ名が「アニマルライド」に変更されている。この名称は任天堂公式ガイドブックの誤植から取られている可能性がある。
ドンキーコングランド版の本ステージは、ハードの都合で複数のシーンを繋いだコースを再現するのが不可能だったのか、エンガードとスコークスのパートがカットされて、アニマルフレンドの種類もランビ、スクイッター、ラトリーの3つに減少。このためか、超絶難易度だった原作と比較するとかなり難易度が落ちている。
特にスクイッターの操作性が改善されている3DSのバーチャルコンソール配信版ではただでさえ低かった本コースの難易度がさらに低くなってしまい、人によっては「ラスボス直前のボーナスステージ」と捉えかねない。
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