アルマパラパとは、星のカービィシリーズに登場するキャラクターである。
概要
『星のカービィ ディスカバリー』に登場したキャラクターで5つ目のエリア「オリジネシア荒野大地」のボス。
本作の敵勢力である「ビースト軍団」に所属する幹部の1匹で「踊転甲獣」という異名を持つ背中に交通標識をステッカーのように貼り付けているオオアルマジロ。焦点の合ってない目にだらりと垂らした舌という締まりのない顔が特徴で、その見た目通りおつむが弱くビースト軍団のボスからはカービィの捕獲を命じられていたが肝心のカービィの人相を碌に覚えられてなかったせいで一向に進展がなかった。ガラクタ集めが趣味らしく棲家の洞窟にはアルマパラパが各地で集めたと思わしきガラクタが乱雑に置かれており、更に奥にはカービィの手配書が壁一面に貼られているがこれは標的の人相を覚えようとしたアルマパラパ自身が描いて貼っていた物のようで、これまでのステージ各所に貼られていたカービィやエフィリンの手配書も彼が描いたものらしい。
作中では諸事情によりビースト軍団に囚われてしまったエフィリンを探していたカービィをお手製のはりぼてエフィリン人形を使って洞窟に誘い込み、偽物と気付き動揺するカービィの背後から姿を現し舌なめずりをしながら襲い掛かってくる。攻撃技の種類は少ないがどの技も広範囲尚且つ威力が高めで残り体力に応じて2回ほど行動パターンを変化させる。最初の戦いのステージは若干狭めだがアルマパラパも掲げた檻を振り回してカービィに捕らえようとする攻撃しか使ってこない。振り回す檻は道中でワドルディ達を閉じ込めていた檻と同じもので、捕らえられると激しく揺さぶられてダメージを受け続けるがレバガチャで脱出しないと最終的に檻ごと地面に叩きつけられ残り体力に関係なく問答無用で即死させるという恐ろしい顛末が待っている。体力を多少減らすと床を破壊して下の階層の広いステージに移動してアルマパラパの行動パターンが第二段階に移行し檻振り回しに加えて高速のローリングアタックを仕掛けてくるようになり、そこから更に体力が減ると行動パターンが第三段階へ移行して檻振り回しを使わなくなりお手製のはりぼてダンスドールを取り出して回転ダンスをしながらステージ中を跳ね回り最後にダンスドールをカービィめがけて飛ばす大技を解禁してくる。ダンスドールはカービィの攻撃で破壊できず誘導性能も高いため非常に厄介だが、ローリングアタックは緊急回避を使えば存外避けやすく技の終了時には壁に激突してダウンするので闇雲に攻撃するよりも回避を活用しつつ隙を見つけて攻撃していく方が被害を抑えられる。
6つ目のエリア「レッドガル禁足地」のステージ4「幹部招集」では再戦ボスラッシュの二番手を務める。この時は開幕早々にダンスドールを使った回転ダンス攻撃を披露し、残り体力に関係なく檻振り回しをしたり回転ダンスを挟まずいきなりダンスドールを飛ばすなど行動パターンに違いがみられるが体力は初戦時より低くなっている。
最初のエンディングを迎えた後に行けるようになる隠しエリア「絶島ドリーミー・ファルガ」のステージ5「フォルガトゥン・ネシア」では強化版の踊幻甲獣 アルマパラパ・幻が登場。本作の黒幕の強い思念によって生み出されたアルマパラパを模した思念体で背中に貼られた標識は幾何学模様の様な絵柄になり、目や体色はサイケデリックな色調というクレイジーな風貌に変化している。しかし、そんな狂気溢れる見た目ではあるがガチャルポンのフィギュア説明分ではかつてのアルマパラパの行動がイメージとして強く焼き付き、未だエフィリンやカービィを求めてドリーミー・ファルガを彷徨い続けているという悲壮感を感じさせる説明が書かれている。
基本的な戦法はアルマパラパと同じだが一部の技は挙動が変化し、全体的に隙が少なくなっている。檻振り回しは行動パターンが第三段階になっても使用し、カービィのいる高さに対応して振り回すようになったのでジャンプでは回避できなくなり、ローリングアタックは技の終了時に壁に激突しなくなったため隙が大きく減り攻撃を当てづらくなっている。他にも新技としてはりぼてカービィ型の爆弾をばらまく攻撃が追加され、体力が少なくなると砂嵐を発生させて視覚妨害を行ってくる。
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