オオテンジクザメとは、テンジクザメ目コモリザメ科に属する鮫である。
概要
体長は通常2~2.5mほどだが、最大で3.5mほどになることもある。体色は背部が灰色あるいはベージュ。腹部は白色系で、時にはピンクの濃淡が目立つ。体の大きさに比べて、目と口が比較的小さいのが特徴。コモリザメとはよく似ているが、尖った背鰭と鎌型の胸鰭で区別可能。
夜行性で、日中は小さな洞穴内やサンゴ礁の岩陰に身を潜めてじっとしているが、夜間には活発に活動する。通常、人にとっては無害だが、強力な顎を持つため挑発は危険である。
紅海・インド洋・西太平洋の海域に生息しており、南日本でも見る事ができる。
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