オロミドロとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。初登場は『モンスターハンターライズ』。
概要
海竜種 | |
---|---|
オロミドロ | |
別名 | |
通常種 | 泥翁竜 |
亜種 | 溶翁竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
放蕩がえりの泥あそび
地より出づるは憤怒の翁
帰れ 帰れと 轟く悪罵
仙境 立ち入るべからず
モンスターハンターライズより新登場した海竜種のモンスター。大社跡、砂原、水没林に出現する。後述の特徴から「泥翁竜」の別称を持つ。
里クエストでは、★6の緊急クエスト「泥土の隠者」で初登場。山奥にある泥濘地帯に生息している。基本的に人里離れた場所で暮らしているが、百竜夜行の影響からか活発化し、人里近くまで降りてくるようになったため、ハンターズギルドが狩猟対象にしたという経緯がある。
全長は20メートルを優に超え、大型の個体だと30メートルにもなるなど、アグナコトルやラギアクルスに匹敵する長大な身体が特徴。硬い爪で地面を素早く掘ることができ、泥に身を潜めて通り過ぎる獲物を仕留める姿から「泥土の隠者」の異名を持つ。泥の中でも悠々と動ける撥水性に優れた鱗と、粘液と泥がつなぎとなった硬い甲殻を備えている。顔に生えた髭は震動を察知し、獲物の位置を把握するのに役立つ。全長の半分近くを占める尻尾は、先端になるにつれて太くなり、戦闘の際は主要な武器として扱う。また、尻尾の側面にある毛ヒレで金色の特殊な溶解液を分泌しており、地面を溶かすことで自身が暮らす泥濘地帯に近い環境を作り出すことができる。この粘液の混ざった泥は、高い粘性と豪華な色彩によって武具の接合に重宝されているという。
「泥翁竜」の名の通り、泥を使った攻撃を主体に戦う。泥を扱うモンスターは、以前よりボルボロスやジュラトドスなどが存在しているが、彼らの撒き散らしや投げつけ攻撃のような単純なものとはかなり異なっている。泥の大波を発生させて吹き飛ばしたり、大渦を作って吸い込んだり、地面から柱をせり上げたりと、攻撃方法は多彩かつ大規模。さらに、怒り状態になると泥に分泌液が混ざるようになり、撒き散らされた泥に触れている間はダメージを受けるようになる。これがかなり厄介で、気がつけば周囲が泥だらけになり、安全な足場がほとんどなくなっていることも。
前脚の叩きつけや尻尾の薙ぎ払いなど、巨体を活かした攻撃も繰り出してくる。予備動作は短めながらあるものの、動きと構えが独特なため、慣れない内は移動しているのか攻撃しようとしているのかが分からず、気がついたら吹き飛ばされていた、なんてことがザラにある。怒り状態になると尻尾に巨大な泥の球を巻きつけるのだが、この時は普段より攻撃力が増すので注意。泥の球はしばらくすると地面に叩きつけて破壊するが、範囲と威力がすさまじいため、納刀して回避に徹するのが無難である。
ゲーム後半に登場するモンスターということもあり、攻撃がどれも強力で予備動作も短め。さらにはクセの強い動きもあって、初見で苦戦するハンターが続出した。どうしようもない10割コンボのような攻撃はないものの、独特な体勢と動作は次に何をするのか予測しづらい。加えて泥で足場を悪くするため狩っててストレスが溜まりやすく、結果的にMHRise屈指の嫌われ者となってしまった。
その一方、「歴代の古き悪しき古龍種と比べればそれほど理不尽でもない」といった声も少なからずあり、良モンスの多いMHRiseだからこそ悪目立ちしてしまった、と表現するのがより正確だろう。戦う武器によって難易度の差が激しいのも特徴で、特に弾かれ無効の攻撃を持つ武器種は戦いやすい。慣れない間は狩猟笛、スラアク、チャアク、ガンランス等を使うと良い。
武具はどこかメカニカルで近未来的な見た目をしている。防具は剣士向けのスキルを中心に構成されており、ゲーム後半のモンスターなのもあって防御力は高め。特に「高速変形」のスキルが便利なため、アックス二種を使っているハンターはぜひとも作成しておきたい。
亜種
MHRiseの超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』では「溶翁竜」と呼ばれる亜種が登場する。
通常種が泥を武器にしているのに対し、亜種は溶岩を武器にする。当然生息地も溶岩洞である。
通常種はかなりクセが強かったが、亜種は少しマイルドになりどちらかというと「マスターランク」の根本である攻撃の強さが目立つようになった。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- 0
- 0pt