クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones、1933年3月14日 - )は、アメリカ合衆国の音楽プロデューサー、作曲家。
概要
イリノイ州、シカゴの生まれ。1951年、バークリー音楽大学を卒業後、トランペッターとしてライオネル・ハンプトンのバンドで活動していたが、次第にアレンジャーとして多くの仕事が舞い込むようになる。当時彼がアレンジを手がけたミュージシャンは、カウント・ベイシー、デューク・エリントン、サラ・ヴォーン、ジーン・クルーパなど多数。
1960年代以降はプロデューサーとしても活躍。レスリー・ゴーアの「It's My Party」をビルボード1位に送り込み、マイルス・デイヴィス、エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラらのプロデュースやアレンジを手がける。その後、マイケル・ジャクソンの3枚のアルバム「Off The Wall」「Thriller」「Bad」を成功させたことで彼の名声は頂点に達した。また、このころは映画音楽やTVのテーマ曲を数多く手がけた時期でもある。
1990年代になってからもかつての作品が評価され続け、「Soul Bossa Nova」や「鬼警部アイアンサイドのテーマ」は、映画やCMソングとしても使用された。日本では、1981年の「愛のコリーダ」(CHAZ JANKELの同名曲のカバー)が有名だが、この曲は本人はあまりお気に入りではない様子。また、日本においては「鬼警部アイアンサイドのテーマ」は同名の刑事ドラマよりも、「ウィークエンダー」(日本テレビ)で三面記事を紹介する際にBGMとして使用されたためそちらのイメージのほうが有名。現在でも「ウィークエンダー」を模したパロディーでは確実に使用されるほどの有名曲である。
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関連項目
- 久石譲(彼の名前はクインシー・ジョーンズをもじって名付けたもの)
- ミュージシャン一覧
- 作曲家一覧
- Soul Bossa Nova
外部リンク
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