クサナギ伍(ファイブ)とは、ヤマタノオロチの10倍の戦力である。
概要
大神(ゲーム)におけるクサナギ村の神官、フセ姫に付き従う八犬士が、フセ姫による過酷な特訓により同ゲームにおけるボス「ヤマタノオロチ」の10倍の強さ(フセ姫談)を得て「クサナギ伍」と名称を変えて、アマテラスに命がけの他流試合を挑んでくるサブイベント戦。この他流試合は大神作中内で屈指の難易度を誇り、アマテラスと壮絶な戦いを繰り広げる。クリアするとはぐれ珠を手に入れる事が出来る。
八犬士(ネタばれ注意)
大神(ゲーム)内の高宮平に存在するクサナギ村の風神宮。その神官「ヤツフサ」が高宮平の大妖怪「赤カブト」に殺されてしまい、その妻「フセ姫」も妖怪に憑りつかれ危機に瀕していた。そこに主人公アマテラスがタタリ場で力を発揮できない中でも、フセ姫を助ける。フセ姫は、赤カブト討伐の為に里見家に仕え、伝来の宝玉を携える忠臣、「八犬士」を招集するのを決意。8匹の犬で構成される八犬士、「悌狗」をリーダーとしそれぞれが忠義に厚く勇ましいのだが、所詮は犬、散歩に出ると帰ってこない、腹が減ると言う事を聞かないなど、フセ姫を困らせる。フセ姫は、アマテラスに八犬士の捜索依頼を出すのだった。捜索するアマテラス一行に八犬士達は餌を要求する、戦いを挑んでくるなど、一筋縄では行かない。悪戦苦闘しながらも、クサナギ村に居た5匹を見つけ出す。しかし、神木村のハヤブサこと「忠狗」、アガタの森の梅太郎こと「仁狗」、笹部郷の竹ノ介こと「義狗」はそれぞれの主人を妖怪から護るために召集に応じられないと言う。彼らと戦い力を示したアマテラスに宝玉と赤カブト討伐を託して、3匹は改めてそれぞれの主人を護る事を決意したのだった。後にフセ姫がいつでも集まれるって言って、この3匹もクサナギ伍戦に参戦するのに…。3匹は集まらなかったものの、宝玉を届けたアマテラス。フセ姫の依頼で赤カブトの巣食う風神宮に向かい、最深部で赤カブトと対峙する。八犬士の宝玉の力を宿したアマテラスは、激闘の末辛くも勝利するのだった。
こうして平和を取り戻したクサナギ村、しかし、だらけ気味の5匹をビシビシ鍛えていたフセ姫は、高宮平に敵がいないと豪語するほど、5匹を鍛え上げた。あれだけ好き放題な八犬士たちがアマテラスのいたずらにも動揺せず、フセ姫の命が下るまで微動だにしない。ただ事ではない雰囲気の中、フセ姫はアマテラスに他流試合を申し込む。ヤマタノオロチの十倍と言わしめたクサナギ伍達との壮絶な他流試合の火蓋が切って落とされた。
1戦目
- 信狗
- ボクサー。突進攻撃と連続攻撃を繰り返してくる。カッコいい。
- 智狗
- 日本スピッツ。無礼講をやってくるが頻度が高くないので問題はない。一番最初に倒しておきたい。かわいい。
- 礼狗
- ポインター。信狗と大体同じ性能を持つ。あえて攻略に順番を付けるなら彼を最後にしよう。カッコいい。
- 考狗
- コリー。智狗と同じ性能と思われる。かわいい。
前哨戦の4匹は、大体同じ行動を取る。数が多いので一匹に絞って攻略していくと良い。ジャンプ溜め表剣攻撃がオススメ。面白いように4匹の体力が減って行く。一閃と輝玉を効果的に使おう。時折無礼講が地面に落ちているので注意。穴掘り攻撃は使用してこないので、落ち着いて攻略していこう。
2戦目
- 忠狗
- 甲斐犬。神木村のハヤブサだけあって、大根掘りで鍛えた腕をいかんなく発揮する。穴掘り攻撃で場を乱すのが得意。3匹が出てきたら真っ先に彼を始末しよう。
- 仁狗
- 豆柴。バランスよく穴掘り攻撃や突進攻撃、石つぶてなどの攻撃を仕掛けてくる。忠狗の後に彼を攻めていきたい。無礼講を一番使用する狗でもあるので、彼がいるときは地面に注意して戦おう。
- 義狗
- シベリアン・ハスキー。3匹の中では一番突進攻撃の頻度が高い。慌てずに攻略しよう。彼を最後に残すのをお勧めする。他の2匹に比べて神格を削られる事が無いので、最後に残して勾玉などで神格の回復を図ろう。次の悌狗戦に備えて、裏鏡のジャストガードで太陽器の回復も狙いたい。
2戦目は穴掘り攻撃を頻繁に使う忠狗を真っ先に狙おう。穴を避けつつ、連続攻撃の後の隙を狙って攻撃していくと良い。縛りプレイなどでアイテムを使わないならここで神格と太陽器の回復を試みたい。
3戦目
- 悌狗
- 土佐犬。最強の八犬士であり、クサナギ伍戦の大ボス。彼と戦う時は1対1となり、BGM「赤カブト退治」が流れる。残りHPに対応してスピードが上がっていき、三連続突進攻撃など、大ボスにふさわしい性能を誇る。太陽器無強化だと、3撃でアマテラスが砕け散る位の攻撃力を有し、HPが少ない時のスピードはアマテラスのスピードを遥かに上回っている。霧隠無しで戦うのは困難である。
とにかく速くて固い。攻撃方法も多彩で慣れるまでは筆しらべで対処しよう。神格をあっという間に剥がされるので、隙を狙って攻撃しつつ、攻撃を回避することに集中しよう。もし神格が無くなったら筆しらべや裏鏡などで凌いでいこう。
攻略法
大 破 魔 札
問答無用に大ダメージを与える事が出来、スタン状態にする。大破魔札を連打するだけで攻略できる。大神のアイテムや神格、異袋などは優秀なので、アイテムをふんだんに使えば勝負にならない位に圧勝できるのだ。…という事なのだが、過酷な特訓を経たクサナギ伍がかわいそうなので、以下に真面目な攻略法を記載する。
神器
表鏡裏鏡か、表剣裏剣、表剣裏鏡をお勧めする。勾玉を使いたい人は裏勾玉を。表勾玉は攻撃の際、動きが止まってしまうので対多数のクサナギ伍戦には向いていない。神格の回復など特殊な状況以外はオススメしない。可能ならかわせ身で表攻撃の隙をキャンセルしよう。表剣を使用する場合、溜めジャンプ攻撃がオススメ。溜めた表剣の攻撃が多段ヒットするので、時間短縮に有効なのだ。
筆しらべ
一閃・八犬士の攻撃予備動作の雄叫び時の光った状態や技モーション中などに一閃で止める事が出来る。紅蓮も同等の効果がある。ダメージは与えられない。
霧隠・八犬士の動きを遅く出来る。墨が持つ間は霧隠を維持しておきたい。縛りプレイではこの筆しらべを縛る事が多い。
輝玉・余裕があれば設置しておきたい。突進などの動きを止め、ダメージも与えられる。
イッスン
強化するとかなりの戦力となる。地道な作業が必要だが最大強化したイッスンの一撃は悌狗すら葬る。
かわせ身
突進攻撃などを回避するのに有効。その他の戦闘でも便利な神業なので、習得しておきたい。
攻撃とその対処法
- 突進攻撃
- 雄叫び時の光った状態時に神器で攻撃するとアマテラスが怯む。予備動作の雄叫びで光った状態を一閃か紅蓮で止める事が出来る。技を出されてしまった後は裏鏡かかわせ身、ジャンプなどで回避行動を取るか一閃、輝玉で止めよう。悌狗のみ3段階に増えるので注意。慣れると裏鏡ジャストガードで太陽器回復を狙える。
- 連続攻撃(3段)
- これも雄叫びを一閃、紅蓮で止める事が出来る。技に入ってもモーション中は一閃、紅蓮で止める事が出来る。かわせ身で後方に連続で逃げると良い。一定距離を保てば、届かない事も多い。
- 連続攻撃(4段)
- 3段攻撃よりも素早いので注意。対処法は3段と同じ。出し終わった後の隙が大きいので反撃のチャンスでもある。可能なら進行方向に輝玉を設置しよう。
- 無礼講
- アマテラスの無礼講と同等の技。地面に注意しつつ戦おう。無礼講を確認したら離れて爆発するのを待つしかない。
- 穴掘り攻撃
- 穴に落ちてしまうと身動き取れなくなってしまう。ボタン連打で早急に抜け出そう。穴堀り攻撃を出した瞬間に穴にハマってしまうので、八犬士に不必要に密着しない事。付随する石つぶては回避しづらいので神格を維持しながら戦うのが寛容。これもかわせ身でなどで回避を試みる。
- 石つぶて
- ノーモーションで繰り出される攻撃で回避困難。神格の維持と、不必要な接近に注意。
- 無礼
- 穴掘り攻撃の派生。穴に落ちて一定時間経つと使用してくる。ボタン連打で穴から脱出しよう。食らうと墨なし状態になってしまう。悌狗は穴にハマっても使用してこないが、普通に攻撃してくる。
- ジャンプ攻撃
- アマテラスがジャンプを繰り返していると使用してくる攻撃。必要以上にジャンプ時に八犬士に接近しなければ問題はない。
- 空中回転攻撃
- 悌狗のみ使用する空対地攻撃。画面外から無音でやってくる事もあるので、常に画面に捕捉しよう。かわせ身で回避可能。
- 悌狗の派生攻撃
- 連続攻撃の後、突進攻撃に派生したり空中回転攻撃を仕掛けてくる事がある。スピードが速いので落ち着いて対処しよう。
小ネタなど
- 墨なしアマテラスの攻撃にも穴掘り攻撃がある。敵が穴に入る事は無いのだが、石つぶてで攻撃出来る。
- イッスンを鍛える場所は、敵シンボルなどが良いのだが、実は戦闘前の座っているクサナギ伍達もイッスンを飛ばせる。地道に彼らでイッスンを鍛えよう。カムイに居る梅太郎が一番やりやすい。
- よくクサナギ伍戦の難易度から悌狗が最強と言われるが、実は技の性能はオキクルミの方が高性能である。一度、筆しらべと神格無しで彼と戦ってもらいたい。氷属性の攻撃と分身など、八犬士たちよりも厄介な攻撃を持つ。もし、カムイ百鬼で彼が出ていて、悌狗並みの速さだったら最強と言われたのかもしれない。
- 筆者が挑戦した縛りプレイ、初期装備太陽器異袋無強化筆しらべ禁止アイテム禁止でクサナギ伍戦を攻略したのだが、異袋を一回使ってしまったのが心残り。クリアは出来る。果てしなく長いが。腕に自信のある方は挑戦してみては?
関連動画
関連項目
- 2
- 0pt