ゴールポストとは、サッカーに代表される箱型・四角形もしくは門柱型のゴールを有する球技で使用されるゴール器具のうち構造柱およびフィールド面から垂直に伸びる材の部分を指す。
対して、フィールド面から水平方向に支持する材はクロスバーと呼ぶ。
概要
球技のゴールは「ゴールポスト」「クロスバー」「フィールドに引かれたゴールライン」で構成される。
サッカー・フットサル・ハンドボールのルールでは球がゴールの内側に完全に入ればゴールが認められる。
ラグビーにおいては球がゴールポストの内側かつクロスバーの上方に入ればゴールが認められる。
逆に言えば球が1mmでもゴールにかかっていれば得点は認められず勝敗を左右するため、ゴールは明確な基準となる重要な機材である。
比喩表現
ゴールポストに嫌われる
国際サッカー評議会(IAFB)競技規則において、ゴールポストおよびクロスバーの形状は「正方形、長方形、円形、楕円形のいずれか、あるいはこれらを組み合わせた形状」と定めている。このため、サッカーゴールのメーカーによって形状に違いが出て、ボールをゴールポストに当てた場合どのように弾むかは予想が付かない。
運悪くボールがゴールポストに当たってネットインする場合もあるが、大抵は外に弾かれる。
ゴールポストが動く
ゴールは球技において明確な基準となる器材であるがためゴールポストによって地面に固定される。そのため互いに動かす事ができない『規準』の比喩としてゴールポストの言葉が用いられる。
二者間交渉において折衝を進めている最中に、片方が相互の合意を得ず一方的に規準の解釈や線引きを変更してくる様を「ゴールポストが動く」と呼ぶ。
関連項目
- 0
- 0pt