サナキとはファイアーエムブレムに登場するキャラクターである。
概要
ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡と続編の暁の女神に登場。
テリウス大陸で最大の版図を持つ、神聖ベグニオン帝国の第37代皇帝で神使。
外見通り非常に幼く、蒼炎時では10歳で3年後の暁では13歳。
初登場はアイク一行がベグニオン帝国に向かう船上でのこと。しかし、幼い外見からアイクにはただの態度のデカい子供だと勘違いされて雑に扱われてしまう。当然、激昂しアイクを処刑しようとすらするが、なんとか思いとどまり、彼らをベグニオンに招き入れる。
幼いながらも皇帝としての職務には真摯で、ラグズへの差別が激しいベグニオンの現状をなんとか変えようとしている。かつて、鷺の鳥翼族へひどい虐殺があったことに関し、(年齢的に本人は直接関与していないであろうにも関わらず)立場をかなぐり捨てて頭を下げ、リュシオンがベオグに歩み寄るきっかけを作った。
ベグニオン帝国は、神話時代の英雄のひとりオルティナが興した国であり、サナキを含む歴代皇帝は彼女の子孫。蒼炎のラストでは、ある理由からオルティナの縁者を探し続けていたアイクにあっさりそのことを告げて彼を唖然とさせた。
暁中盤では、ラグズへの友和姿勢をとろうとしていたことなどがかえって反感を招き、ベグニオンの元老院と対立。復活した女神アスタルテに従う彼らに追われ、親衛隊と共にベグニオンを脱出してアイク達に合流する。なお、その際気を効かせてベグニオンの至宝の神剣ラグネルを持ち出して、再びアイクに託してくれる。
皇帝としての威厳とカリスマを持ち合わせ、態度も割と尊大だが、気を許した相手には甘くなる傾向がある。腹心であり親衛隊長であるシグルーンには特に良く懐いている。暁で、砂漠で強力なアイテムを見つけてきたシグルーンを褒めちぎるシーンは必見。
一方、別のある腹心が実は敵だったことが判明した際には大変動揺し、泣き出しそうにすらなっていた。
蒼炎時には自軍入りしないが暁では加入。
以前のファイアーエムブレムの皇帝は重歩兵がお約束だったが、彼女は魔道系の皇帝(カエサル)として加入。
力と防御が低く、力に至っては初期値がたったの2で、何らかの魔道書を持たせただけで速さが落ちてしまう。
能力傾向を噛み砕いて言ってしまうと、炎属性版ミカヤ。育て上げれば、魔力・魔防・幸運はほぼ最大値までいく。できれば、ボルガノンを使って攻撃速度が落ちない程度の力も欲しいが、専用魔法のシムベリンが強いので、なくてもなんとかなる。参入が遅めで、育成機会も短いのだが、最終章では強制出撃なので頑張って育てておきたい。最終章の敵たちである、元老院の面々やデギンハンザーにはめちゃくちゃ軽んじられており、大変むかつくので、鍛え上げたサナキでフルボッコにしてやりたいところでもある。
その他
蒼炎の軌跡でサナキのイラストが公開された時にエルシスと一部で呼ばれていた。
これは「(ファイアーエムブレム烈火の剣のキャラクター)エルクに似てるぞ。シスターか?」と言われてたことによる。
関連動画
関連項目
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