入 / y'" ̄ i l〈 i / /! / / /r'" ./ノ入_y Y ´ / / -‐'" ! / y、/ /´ ゞく ´ -‐'" ∠へソ l i / rヘ イ¨ ̄`ヽ ´ ̄`ヽゞ-一 どんな者だろうと リ//ftテ> ___, ヽ二二二> 人にはそれぞれ y-‐─'"二/i. / ktrュ-、 /≦三斤彡 その個性にあった x-─=‐'" 〉 /::::| { 廴 `ー'" / ̄ヾ=イ´ 適材適所がある / ィ ヾ ヘ -='" i:::::::| `ー- ノー./ヘ_.,,入 . / r-‐{ \\ 入:::廴_ ,z-─'".:://:::::i∧ 王には王の…… / i ` i:::::\ .:: \:::::::::::::......_ノ:::::::::::::} } / { }:::::::::`ー--───'" ̄:::::' l::::::::::/ / 料理人には . { 人 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨´ .|:::::::/ /.i 料理人の…… . Y |\______>--‐'"|:::ノ .∧ 入ゞノ^~´ .|:::::::::::::::::::::::::y-、___y-x_,y=z//∧ それが生きるという事だ . /::::弋 .|ヽ、___,/ .__/ / `ヾ、∧ ∧:::::::::ヽ |:::::::::::::::::::{-tr'".r-、 ¨ _,. .:::/ } .|ノヽ スタンドも同様 :::::\:::::::`ー,'....:::::∧:::::::::::::::::ト、//叱_}/ / .:::/ ノ`ヾ∧ 「強い」「弱い」の概念はない ∧::λ:::::::::::::::::::::/:::弋___ iソ-r'" .ノ / / /圭イ勿;\ :::ヾ、 `ー──-/:::::::::::::::::::::./ ./ / , イ /i_,人圭才ト、〉/:.: :::::::::::`ー─==/:::::::::::::::::::: /ー/ ´-ヽ、 ノ ,才 {:.:.:.:.\く歹,/.:.:.:. `ー──---,/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 'ー'" ー─'" ̄ .∨:.:.:.:.:\ソ.:.:.:.:.
スタンドに「強い」「弱い」の概念はないとは、スタンド最強(最弱)議論に一石を投じる言説である。
概要
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」Part6ストーンオーシャンに登場する、(回想内での)DIOの台詞。
第1部でジョナサン・ジョースターの肉体を奪い、その100年後の第3部でジョースター家の子孫・空条承太郎に敗れこの世を去った悪の吸血鬼DIO。そのDIOと友人関係となっていた第6部の悪役エンリコ・プッチは生前の彼に「今まで出会った「スタンド能力」の中で一番「弱い」能力は何か?」を好奇心で聞いてみた。
「スタンド」能力とは、本作に登場する超能力の概念で、第3部から第6部にかけて多種多様なスタンド能力が登場し、読者を惹きつける要素となっている。その中で「最も「強い(弱い)」スタンドは何か?」とは読者間の永遠の議論の的であり、様々なスタンド使いを手下に持つDIOならとても興味深いスタンド能力が出てくるだろうと期待させただろう。
しかし、DIOの答えは意外なものだった。
どんな者だろうと人にはそれぞれ
その個性にあった適材適所があるそれが生きるという事だ
スタンド能力とはその人間の持つ「個性」や「無意識の才能」。王には料理は出来ず、料理人には王の責務は務まらない(料理の出来る王もいるだろうがあくまでたとえ)。その人の持つ個性や才能を発揮できる適材適所はどこかに存在し、その場所で生かせる事が文字通り「生きる」という事である。それと同様にどんな「スタンド能力」でも適材適所で生きる場面があれば「強い」「弱い」といった概念はない、というのがDIOの意見である。
100年以上の時を生き、多種多様なスタンド能力と出会った経験からこそその意見が出たと言えるが、プッチが聞きたかった答えではなかったので質問のレベルを「子供が遊びで話す「スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い?」」に変えて聞きなおすと、「「サバイバー」と名付けたスタンドが最も『弱い』」スタンドであると答えた。それと同時に手にあまるとも評している。
「サバイバー」は、わずか百分の七ボルトの弱い電気のエネルギーを通して周囲の人間を「怒らせる」スタンド。そして怒った者同士で殴り合いを始めるのだが、それは喧嘩などと生易しいものではなく大脳の闘争本能を刺激させて死ぬまで格闘させる凄まじいものである。「サバイバー」のスタンド使いは幼少のころから近づいた者らはみんな喧嘩を始めてしまい、それで両親も兄弟も全員バラバラの人生を送っていた。「手にあまる」というのは、敵味方も区別なく部下同士で喧嘩を始めたら組織が成り立たなくなるという意味である。
この話と先程の「適材適所」に関心を持ったプッチは、この「サバイバー」を自身のスタンド「ホワイトスネイク」でDISC化していつか来る適材適所で使うために欲しいとDIOに頼み込む。そして20余年後、DIOを倒した承太郎の娘、空条徐倫を倒すために「厳正懲罰隔離房棟」に送り込んだ4人のスタンド使いの一人として、周囲の人間を苛つかせる才能を持つ囚人「グッチョ」に「サバイバー」を与えて送り出したのだ。当然サバイバーは徐倫にも闘志を引き出させるが、残る3人のスタンド能力も最大に引き出させることが最大の目的である。
劇中に「サバイバー」のスタンドが出るまでのいきさつの中で語られた「スタンドに「強い」「弱い」の概念はない」の発言であるが、本作「ジョジョ」におけるスタンドバトルが単に能力や技の強い方が勝つのではなく、能力の応用や穴をついて勝つ頭脳戦、駆け引きや騙し合いによる心理戦、暴力を伴わないギャンブルなどの特殊ルールによるバトルなど様々なパターンによるスタンドバトルが描かれいる。故にスタンドは力の「強い」「弱い」だけで勝負が決まるものではないという本作の特徴を表した言葉と言えるだろう。
ノロいノロい 「世界」は最強のスタンドだ……
さて、「ジョジョ」を長年読み続けている読者ならかつてDIOが発言したある台詞を覚えているだろうか。
ノロいノロい
承太郎の「スタープラチナ」との力試しの際に出てきた発言である。第3部の頃のエピソードで少しややこしいが時系列的には「スタンドに「強い」「弱い」の概念はない」とプッチに語った後の発言だ。
つまり、プッチには説教しておきながら実際にはそんなコトかけらも思っていないという事か?と思われそうだが、この発言にも理は通っている。
まず、「ザ・ワールド」の破壊力とスピードは「無敵」と評された承太郎の「スタープラチナ」と同等のスペックを持ち、「時を止める」という特殊能力面も合わせれば「戦闘・暴力」という点で「最強」の名にふさわしいスタンド能力のひとつとして挙げられるのは言うまでもない。
また、初めて時を止めた後にエンヤ婆から語られた助言に「スタンドを操るという事はできて当然と思う精神力」があり、そのできて当然という自信の気持ちでこの言葉が発せられたのなら、「ザ・ワールド」の持つ能力のポテンシャルを遺憾なく発揮できる精神状態にあるので、理にかなっている。
もう一つ考えられるのは「ブラフ・ハッタリ」。いわゆる口撃・精神攻撃でほんのちょっぴりでも自信を損なえばスタンドの戦闘力も弱まるので精神力を削ぐ目的のために発したとも考えられるが、もっとも反骨精神の強い空条承太郎にはあまり効き目はなくむしろ挑発し返してきているのだが。
いずれにしてもDIOの発言に矛盾は生じていない。よって(この答えはウソ。彼は、自分のザ・ワールド以上に強い能力などないと思っている。どんな能力であろうと小バカにしている)より、(当然おれ様のスタンド程じゃないがねという確固たる自信の気持ちはあるがね)と内心思いながら「スタンドに「強い」「弱い」の概念はない」と語っているのではないだろうか。
『「強い」「弱い」の概念はない』に関連する発言集
つよい スタンド
よわい スタンド
そんなの ひとの かって
ほんとうに つよい スタンドつかいなら
じぶんの スタンドで
かてるように がんばるべき
You play with the cards you're dealt... Whatever that means.
(配られたカードで勝負するっきゃないのさ… それがどういう意味であれ)
関連動画
関連静画
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関連コミュニティ
関連項目
- ジョジョの奇妙な冒険
- ストーンオーシャン
- スタンド(ジョジョの奇妙な冒険)
- 最強議論
- 適材適所
- サバイバー …DIOが遊び基準で話す最弱のスタンド。
- ラバーズ …本体の鋼入りのダンが自称する「史上最弱のスタンド」。
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
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