チルノ見参とは、同人サークル「クロスロッジ」の制作した東方二次創作ゲームである。
ジャンルはローグライクゲーム。例大祭⑨初頒布。現在、続編であるチルノ見参2+1が頒布中。
概要
正式なタイトルは「不思議の大冒険 チルノ見参!」である。
タイトルからわかる通り、チルノが主人公のローグライクゲームである。
キャッチコピーは「⑨⑨人の協力者の下 ⑨回遊べるRPG ここに見参!!」
ローグライクの経験があまりない初心者の人でも遊べるよう、慧音先生の丁寧なチュートリアルがある。
公式ホームページからダウンロードできる体験版では、このチュートリアルと体験版ダンジョンをプレイできる。
内容
不思議のダンジョンタイプと名乗るだけのことはあり、原則とシレンシリーズの常識が通用する。
しかし、基幹部分のシステムが特徴的であり、プレイ感は大分異なる。
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カード
東方キャラが描かれたカード。武器としても防具としても使用でき、道具として使用しても効果がある。
各カードには、攻撃力、防御力、印数、固有の印、BGMが存在する。 - なんでも装備
その名前からもわかる通り、アイテムをなんでも装備できるシステムのことである。2つまで。
アイテムであれば草でも杖でもなんでも装備することができ、そのアイテムを武器カードと盾カードに合成した時と同じ効果が得られる。凍結したアイテム(後述)は装備できない。カードを装備するとそのカードが印だけ機能する。
また、逆に全アイテムに使用効果がついており、なんでも使用することができる。 - アイテムの凍結
チルノの冷気によって、持っている道具がだんだん凍結していく。
完全に凍ってしまったアイテムは「なんでも装備」できず、装備中なら外れてしまう。使用は問題なく可能。 -
リボン(1では腕輪)
上述のなんでも装備で装備することで効果を発揮するシレンシリーズの腕輪と同じもの。
固有の印は「武器防具の両方に同じ印があると、初めて効果を発揮する」という性質があり
上述の他の仕様との兼ね合いで特異性がある。
ダンジョン(1)
ほとんどのダンジョンにアイテム持ち込み可能だが、一部を除き持ち込みなしでクリアすると報酬アイテムが手に入り、結果にも記載される。
- 『てゐの問題』
体験版限定の10階のダンジョン。アイテムは鑑定済み。非常に簡単だが、死ぬ時は死ぬので油断しないように。
- 『隕石異変』
最初にプレイできる30階のダンジョン。アイテムは鑑定済み。
ダンジョンの途中に2つの町があり、帰還やアドバイスなど様々なキャラクターのサポートを受けられる。
2つ目の町以降は飛躍的に敵が強くなるため、道中で用意した装備ではまずまともに戦えない。初心者は帰還を繰り返して鍛えた装備を持ち込むと良いだろう。
- 『流れ星の再来』
ストーリーの続きとなる50階のダンジョン。アイテムは鑑定済み。途中に合成用のフロアがある。
元はタイムアタック大会に用意されたダンジョンであり、オーソドックスな難易度となっている。
- 『博麗中結界』
持ち込み前提の10階ダンジョン。1階から最強レベルの敵キャラが出現するため、強化したアイテムを持ち込み全力で挑まないと打開は難しい。 - 『慧音の最終問題』
アイテム未鑑定の99階、いわゆるもっと不思議のダンジョン。バランスが良好と評判であり、初心者から経験者まで持ち込みなしで挑んでみてほしい。
- 『最強への道』
更に難しい「もっと不思議」。一部の有用なアイテムが出現せず、凶悪な特殊能力を持つモンスターが出現する。ここを持ち込み無しでクリアできたならば今作を極めたといっていいだろう。
- 『大氷妖精冒険譚』
99階のアイテム鑑定済ダンジョン。持ち込み不可。大ちゃんがチルノのサポートをしてくれるが、彼女が倒れてしまうと次の階に行くことが出来ない。多くの行動が制限される難しいダンジョン。
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関連項目
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