ハナグロザメとは、メジロザメ目メジロザメ科に属する鮫である。
概要
体長は平均1.2mほどだが、最大で2mほどになる。典型的なメジロザメ科の体つきをしている。吻は長く、吻の下側には暗色または黒色の斑点があり、これが名前の由来(鼻が黒い鮫)となっている。体色は背側が全体が茶色を帯びた灰白色で、腹側は白色。目は良く発達した瞬膜を持ち、眼径は眼前長の約1/5ほど。
ノースカロライナからブラジル南部までの西大西洋の温熱帯海域に生息しており、その付近では普通に見られる種である。日本周辺では見られないので、日本ではあまり馴染みのない種。積極的に人間を襲いはしないが、ダイバーに生活域を侵害された場合などは、一目見て分かるような威嚇行動をとるため、あまり近寄らない方がいいとされている。
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