バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜとは、イカサマへの開き直りである。
概要
ジョジョの奇妙な冒険Part3「スターダストクルセイダース」で登場した空条承太郎の台詞。元々の台詞はダニエル・J・ダービーのもの。
テレンス・T・ダービーとの野球ゲーム対決で、アトゥム神の「YESかNOで答えられる質問をすることで相手の心を読む」能力で、一度つけた点差を取り戻され続ける。
しかし承太郎はダービー弟が能力の為にやって見せた投球予告をやってみせる。
アトゥム神で「外角高めへストレートを投げる」の予告は正しいことを見極めるも、実際に投げたのは変化球。 打ち損じてワンアウトを取る。
アトゥム神の能力ではどんな人間でも魂はウソをつくことは出来ない。しかし答えはYESと出ているのに承太郎は別の球種で投げる。
ダービー弟は承太郎に「イカサマはしていないよな?」と質問して心を読むと、「I DO!」の「イカサマをしている」ことが分かった。だが、イカサマは機械の細工ではない。慌てて「どんなイカサマをしているのだ!」と質問して分からないため、能力がYES・NOの答えしか心が読めないことがバレてしまう。
承太郎はダービー兄の台詞を借りて言う。
きさまの兄貴は言っていたぜ…………
バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ……………
結局ダービー弟はイカサマを見破ることが出来ず、敗北を認めて花京院の魂を元に戻してしまう。その際にジョセフの「隠者の紫」がコントローラーにのびていることが見える。イカサマの正体とはコントローラーを操作していたのは承太郎ではなくジョセフだったのだ。
とても単純なイカサマではあったが、イカサマ使いであった兄を見下していたダービー弟には看破できるはずもなく、承太郎には「おまえの兄貴ならこんなイカサマなんなく見破っていただろうな」と言われてしまう。
本来の発言者はダニエル・J・ダービーであり、自分の猫と明かさずギャンブルにポルナレフを引き込んで魂を奪った後、アヴドゥルにイカサマを咎められるも平然とこう答えた。
イカサマ?
いいですか?イカサマを見抜けなかったのは見抜けない人間の敗北なのです
わたしはね 賭けとは人間関係と同じ……だまし合いの関係と考えています
泣いた人間の敗北なのですよ
全然悪びれない態度をとっているが、イカサマ使いであることを知らせた状態でその後のギャンブルは行われており、ジョセフが提案してイカサマをやって見せた「グラスとコイン」の賭けもその場でイカサマを仕掛け返してみせ、セカンド・ディール以外のイカサマは承太郎らにまったく見抜けず、スタープラチナのスピードをもってしても目を盗んでのイカサマは不可能であるなど、百戦錬磨の実力は本物であり、承太郎やアヴドゥルに「力は使わないが強い男」と評されている。
なお、テーブルゲームでは一般的に投了優先の原則があり、反則があっても指摘されずに投了したら投了が優先される。
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関連項目
- ジョジョの奇妙な冒険
- スターダストクルセイダース
- 空条承太郎
- ダニエル・J・ダービー
- テレンス・T・ダービー
- ギャンブル
- イカサマ
- バレなきゃ犯罪じゃないんですよ
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
- 日常会話に使えるジョジョの奇妙な冒険の台詞集
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