バレンタインステークスとは、JRA(日本中央競馬会)が2月に東京競馬場で開催する、4歳以上のダート1400mのオープン特別競走である。
概要
記録として確認できる最初のレースは1971年の中京競馬場で行われたダート1700mのレースで、現在の3勝クラスの条件特別競走だった。翌年以降からは芝1800mや芝2000mの条件で1977年まで中京競馬場で行われていた。
このあと4年間行われなかった後、1982年からは舞台を東京競馬場に移し現在の2勝クラスとして復活、ダート1600mとして行われ、1984年から現在の3勝クラスのダート1400mになった。
1989年から1998年の芝1800mのオープン特別競走で行われていたが、1999年から再び現在の3勝クラス(1600万下)に格下げ、距離も芝1600m、芝1400mと度々変更された後、2008年から再びオープン特別競走で行われたが、ここで再び休止期間となった。
その後2017年にダート1400mのオープン特別競走として復活し現在に至る。
このレースの勝ち馬からは芝1800mのオープン特別時代にオフサイドトラップ、サイレンススズカが、複勝圏内も含めるとダンツシアトルが後にG1(Jpn1)を勝利している。
本競走の本場場入場曲は時期的なテーマに合う「バレンタイン・キス」や「チョコレイトディスコ」が使われていたが、コロナ禍の期間は一般的な入場曲になっていた。2024年は「バレンタイン・キス」が流れるようになった。
このレースのトピックは、サイレンススズカが連勝街道のきっかけになった最初のレースとしてあげられる。
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