ピアノ×フォルテ×スキャンダル単語

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「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」とは、OSTER project作詞・作曲のMEIKOオリジナル曲である。
また同楽曲のInst版「piano×forte」についても記述する。

先にmuzie(サービス終了)で公開されたInst版「piano×forte」と、後日ニコニコ動画で公開されたVOCALOIDオリジナル版「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」の二種類が存在し、後者はニコニコ動画で公開されたOSTER projectのVOCALOIDオリジナル曲としては15曲目に相当する。

また、ニコニコ動画においてMEIKOオリジナル曲として公開された「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」関連する動画（二次創作系PV、歌ってみた等）には、「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」のタグが付けられることが多い。

概要

本曲は2007年8月28日にmuzieで公開されたInst曲であったが、2008年12月20日にOSTER projectの楽曲としては初となるMEIKOオリジナル曲としてニコニコ動画で公開された。その為、この楽曲は「Dreaming Leaf」や「Chocolate☆Magic」同様、Vocal部分は後から作成され、それに合わせてリメイクした物となっている。

内容はいつもの可愛らしい内容から一転、曲調もVOCALOID界隈では珍しいJAZZ系で、刺激を求めてアドリブによる演奏を始めたMEIKOの物語となっている。元々、ニコニコ動画において、MEIKOは大人の女性として描かれる事が多い為、MEIKO向けの曲であったと言える。

今回、イラストはピアプロに投稿されたkochimu氏の物を使用している。ピアプロに投稿されたイラストを使用するのは、今回が初めての事である。

また、投稿された動画に

「人生とは、協奏曲である　　他との調和を望むならば譜面通りに演奏すると良いだろう　　前衛的な刺激を求めるならばアドリブを効かせると良いだろう」

といったコメントがあり、OSTER氏個人の思想が伺う事が出来る。但し、その後ろには【思想家：フタナリ＝フワシナーノ（1986-2038）】といった記述があり、いつの間にか非常に怪しい名前の思想家になっている。その為、この楽曲には「フタナリ＝フワシナーノ」というタグまで付いてしまった。そして何故か３０年後に亡くなる事になっている。享年52歳。

また、2009年のエイプリル・フールにはOSTER氏恒例のタイトル変更遊びが行なわれ、一日限りのタイトルは「【MEIKO】シジミ×イワナ×エルビッシュ【松岡修造】」となっていた。

2013年以降、ミクパやマジカルミライ、SNOW MIKU、MIKU EXPOといった初音ミク公式ライブにおいて、「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」はMEIKO曲として度々演奏されている。

さらに、同楽曲はProject DIVAシリーズやプロジェクトセカイなどのボカロ系音楽リズムゲームにも実装されている。

2022年7月31日より「piano×forte」の再配布がOSTER projectのpixivFANBOX上で行われている（関連リンク参照）。

歌詞

ありふれた私という協奏曲（コンチェルト）を なぞらえる日々

それとなく指揮棒（タクト）に合わせれば 保証される調和（ハーモニー）

ダウンビート 割とストイックで古典的（クラシカル）な優等生

でもアップビートはアドリブでいかなきゃ退屈でしょう

楽譜（スコア）通りの日常に 枯れゆくこの命ならば いっそ背徳の渦に溺れてしまいたい

その指に光る愛の証さえ 消え入りそうな程優しく　囁いた言葉は 禁断の小夜曲（セレナーデ）

27時　瞳を閉じれば 想うのはあなたの事ばかり 　そんなの良くないよだなんて 友達は言うけれど

そんな言葉じゃ私の渇きが潤うことなどはない 可愛げ無い台詞で演奏（プレイ）が乱れだす

散らばった秩序（スコア）の上 ひび割れた愛が砕け散るその前に

キスで繋ぎ止めて 回り始めた狂詩曲（ラプソディ）

加速する愛のリズム　突き詰めて 確かめ合うように

今夜はフォルテシモでもいい 強く強く抱き締めて

重なり合うこの声は 闇に溶けて消えていくから きっと大丈夫よ 　何も悪いことじゃない

OSTER's originalのまとめサイトより引用

関連動画

piano×forte

ピアノ×フォルテ×スキャンダル

2013年2月15日にKAITO V3を使用したセルフカバーが公開されている。イラストはぶーた氏が担当。詳細は当該動画記事をご覧ください。

⇒ 動画記事「【KAITO V3】ピアノ×フォルテ×スキャンダル【OSTER×OSTER】」

上記以外では主に歌ってみた系が多い。多くの歌い手がこの曲に挑戦しており、特にヤマイ氏が歌うバージョンは５日ほどで本家の再生数を超えたほどの人気である。再生数が本家を超えてしまう現象は、過去にほんこーん氏の歌う「つきうさぎ」でも発生したが、今回は特にテレビで紹介されたなどの目立った外的要素のない本家越えであり、注目度は高いようである。このバージョンは本家よりも先に殿堂入りを果たしている。その後、男性の歌い手トゥライ氏の歌うバージョンも本家越えを達成している。

関連商品

「Cinnamon Philosophy」「OSTERさんのベスト」「GOSSIP CATS（生演奏、ボーカルはウサコ氏が担当）」に収録されているほか、2008年12月に開催されたコミックマーケット75にて、けしスタジオより発売された同人音楽CD「DEBUTANTE3」にも収録されている。
また演奏されたライブ映像・音源も下記に示す。

歌ってみた

関連コミュニティ

関連項目

• OSTER project
• MEIKO
• フタナリ＝フワシナーノ
• ヤマイ
• トゥライ
• ぶーた(絵師)
• Cinnamon Philosophy
• [動]【KAITO V3】ピアノ×フォルテ×スキャンダル【OSTER×OSTER】

関連リンク

• OSTER's originalのまとめサイト
  • ピアノ×フォルテ×スキャンダル（歌詞・新サイト）
  • ピアノ×フォルテ×スキャンダル（歌詞・旧サイト）
• 【official MV】ピアノ×フォルテ×スキャンダル feat. MEIKO - OSTER project
•  ピアノ×フォルテ×スキャンダル
• ピアノ×フォルテ×スキャンダル (off vocal ver.)
• 【過去曲再配布】piano×forte - pixivFANBOX
  • 用意されている支援プランいずれかに加入すれば聴くことができる。

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