フェリックス・ベアト(Felix Beato)とは19世紀のイギリス人写真家である。
概要
イギリスに帰化し、報道カメラマンとしてクリミア戦争、セポイの反乱、アヘン戦争などに従軍。
文久年間(1861~1864年)頃に来日。横浜の居留地で画家のチャールズ・ワーグマンと共に写真館を開く。ベアトが撮影した写真をワーグマンが模写し、『Illustrated London News』に寄稿している。
横浜、鎌倉、江戸、長崎などで多くの写真を収める。現存する幕末期の古写真はベアトによって撮影されたものが多い。
1886年頃にはイギリスに戻っており、その後は東南アジアで活動していたことが確認されている。
ベアトの死亡日は長らく不明だったが、2009年にベアトの死亡証明書が発見され、それによると1909年1月29日にフィレンツェで死去している。
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