プファイファー・ツェリスカ(Pfeifer Zeliska、以下ツェリスカ)とは、オーストリアの匠(ガンスミス)が精魂こめて作り上げた拳銃の形をしたロマン砲である。
みてくれ、こいつをどう思う?
とりあえずこいつを見て欲しい。あの『下手に撃つと肩が外れる』と言われるマグナム銃、デザートイーグルとの比較である。
スペック | デザートイーグル .50AE | プファイファー・ツェリスカ |
全長 | 269mm | 550mm |
重量 | 2059g | 6000g |
使用弾 | 12.7mm.50AE弾 | 15.7mm.600NE弾 |
すごく、大きいです……。
デザートイーグルに対し全長で倍、重量3倍。使用する『.600NE(ニトロエクスプレス)弾』の発射時のエネルギーはデザートイーグルの50AE弾の5倍以上というキ○ガイじみた性能である。もっとも、ツェリスカ用.600NE弾は火薬の量を少し減らすらしい。
それでも6kgという重量とその発射エネルギーは人類が扱うには無理があり、射撃の際は二脚か三脚の使用が推奨というお前は狙撃銃かという状態である。ちなみに銃の基にしたのはコルトシングルアクションアーミー(S.A.A)でコレを拡大したものがツェリスカらしい。アレからどうしてこうなった。
どうしてそうなった
ツェリスカを作ったオーストリアのガンスミスメーカー、プファイファーヴァッフェン社は競技用ライフルや猟銃を作るメーカーで、.600NE弾は元々象をハンティングするための猟銃弾である。これをどうにかコンパクトな銃で撃てないかということで作ったのがツェリスカらしい。現在は製造していないが製造当時の価格は日本円換算で約190万円。価格もキ○ガイじみたものだったが、まー趣味の銃だしね。ちなみに受注を受けてからハンドメイドで一丁一丁を手作りで作ってたらしい。
関連動画
掲示板の指摘にあるが本当はコンテンダーという単発のカスタム銃を撃っている。ちなみにツェリスカで撃った場合ここまではならないらしい。6kgなんて拳銃をそもそも持てるのかという話は置いといて。
関連項目
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