マリス・エクセルシアとは、「蒼穹のファフナー THE BEYOND」の登場人物である。
概要
第五次蒼穹作戦時に登場。三人の子どもたちロケットに乗り込む姿が確認される。
時は流れ三年後、竜宮島で生徒会の副会長として皆城総士とその妹皆城椿乙姫と公私ともに過ごしていた。両親は既に亡く、「外の世界」を知りたい総士を「楽園」で一生過ごすべきと諫めていた。
そんな中、祭りの最中に抜け出した総士を
マリスの正体
この項目は、物語の重大なネタバレ成分を含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
美羽とエメリーに匹敵する高い能力を持つエスペラントの少年にして島の「裏切り者」。「誰かが生きるために誰かが犠牲になる」世界を捨てて平和に生きるために、本来は憎んでいるマレスペロと結託(マレスペロ自身も承知している)、スペクターを奪うと共に幼い総士と2人の子供を連れ去る。
それから、偽竜宮島で生徒会の副会長として総士と暮らす。ベノン結成後は、第五次蒼穹作戦で奪ったグリムリーパーのパイロットとなり、敵の攻撃を無効化するSDPで偽竜宮島の防衛するが、戦力不足も祟って島を沈められる。同じエスペラントであり強い繋がりを持つ美羽や偽竜宮島で友として暮らしてい居た皆城総士とは袂を分かちながらも気にかけている。
かつてシュリーナガルから敵(と人類)の逃避行によって多くの命が失われた目の当たりにした事で上記の思想を抱くようになった。
しかしそれは行軍の最中人類軍によって命を落とした堂馬広登や戦いの末に命を使い果たした西尾暉の犠牲の上に生かされておきながらその恩を仇で返す行為そのものであり、極めつけは島へのスパイ行為に恩人(暉)の姉である西尾里奈を利用するという所業であった。
その一連の行動が、かつてのヘスター・ギャロップやアルゴス小隊並(かそれ以上)のヘイトを視聴者から稼いでいる。
海神島襲撃後には降伏勧告の使者として赴くも島の裏切り者である事もあり一触即発とあるも真壁史彦からは「憎しみに囚われてはならない」と諭し、ルヴィ・カーマからはマリスを裏切り者ですらないと断じた。
第二次L計画ではLボートを待ち構えて美羽確保に動くもSDPで能力を封じられた零央&美三香加らの獅子奮迅にある種の恐怖を抱いた上に総士により進化ゴウバインプログラム強化したニヒトの圧倒的な力の前に撤退。
(以下ネタバレ)
第6次蒼穹作戦では、マレスぺロから半ば切り捨てられる形となり独自に美羽、総士を捕らえるために行動するもゼロファフナーによる攻撃の末に機体を戦闘不能となる。実は島の最終目標が「アルタイルミールを美羽と同化させる」ことにある事を知った彼は人類を敵に回しても彼女を救いたかった故の行動であった。総士「早く言え!」
その後、美羽がいなくなることなく「島」と「平和」を取り戻した後は二人(美羽&総士)から許され、後にまた会える時を約束しかつての竜宮島のように隠遁し贖罪と放浪の旅に出ることとなった。
関連動画
関連項目
蒼穹のファフナーシリーズの登場人物 | ||
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竜宮島の子供達 | 一騎世代 | 真壁一騎 | 皆城総士 | 遠見真矢 羽佐間翔子 | 春日井甲洋 | 近藤剣司 | 小楯衛 | 要咲良 | 羽佐間カノン |
広登世代 | 堂馬広登 | 立上芹 | 西尾里奈 | 西尾暉 | |
零央世代 | 御門零央 | 鏑木彗 | 水鏡美三香 | |
特殊な存在 | 皆城乙姫 | 皆城織姫 | 日野美羽|マリス・エクセルシア | |
竜宮島の大人達 | 真壁史彦| 遠見千鶴 | 溝口恭介 | 羽佐間容子 | 小楯保 | 西尾行美 | |
人類軍 | ヘスター・ギャロップ |ダッドリー・バーンズ| ジョナサン・ミツヒロ・バートランド ビリー・モーガン | ウォルター・バーゲスト | キース・ウォーター |
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フェストゥム | 来主操 |
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