三・八事件とは、FEZ(ファンタジーアースゼロ)というゲームでのアップデート内容と運営の動向に、プレイヤーの不満が大爆発した事件である。
概要
かねてからのプレイヤーの不満を煽るかのように、ニコニコ生放送の「サオ生ちゃんねる」にて出演者が問題行動を起こす。
生放送のため見られなかった人が多かったことと、大手ブログなどで問題の言葉だけが伝わった結果、大事となった。
事件の経緯
以前からの不満
以前からFEZプレイヤー達は、度重なるゲーム環境の改悪、不具合の追加に不満を感じていた。
- ラグの不具合
売りであるアクション性を損なう不具合。未解消。 - パーティシステムの不具合
- 連携が重要な戦争ゲームなのに、パーティに絡む特定条件を満たすと戦争に参加できなくなる不具合。絶賛放置中。
- バランスの改悪
- 度重なる新職・新スキルの導入によるバランス崩壊。連携や狙いなどを度外視したぶっぱ行動(大技を適当に撃つだけの攻撃)が強い調整。ぶっぱゲー加速。新要素導入以降、まともに安定した事はない。
未曾有の大惨事を引き起こしたアップデート(2010年3月8日)
- ゲームが止まる
- バランス悪化のさらなる加速
広範囲設置魔法の実装に伴い近接職の必要性が少なくなった。遠距離から広範囲を指定して攻撃できるようになり、近接職が近づけなくなったためである。これにより従来のゲームバランスは完全に崩壊し、近接攻撃を扱うプレイヤーが活躍できない状況となった。プレイヤー参加型テストなどの事前バランスチェックをせず導入した結果、ユーザーの反感を多く買うことになった。
サオリリスのニコ生企画
大阪のDJ サオリリスという人が、東京で一ヶ月の間、自分の知らないオンラインゲーム(FEZ)をニコニコ生放送中にプレイし、プレイヤーを増やそうという公式企画である。
FEZにて原因不明の強制終了が頻発する状況のさなかに、この企画は始まってしまう。
早急にメンテナンスと修正を、と願うプレイヤーを無視したのんきな企画。我慢ならなかった者が多かったのだろう。一部視聴者がこの放送に対しコメント荒らし行為を行い、混沌とした状況を招く。
放送も終わりが近づいたその時、サオリリスと一緒に放送に参加していた覆面の男が、緑の紙を見せた。そこには「はよ寝れや。カスへ」の文字。 この場面のスクリーンショットが他所へ流れ、誤解を生みプレイヤーは大激怒。2chや公式掲示板などで、いわゆる祭り状態となった。
実際の内容
覆面の男が文章を書いたのではなく、問題の紙は動画に写っていない第三者から渡されているように見える。これを覆面の男がカメラに映した場面のスクリーンショットが出回った。
この場面より以前に、放送に社長が参加しているようなことをサオリリスが示唆していた[要出典]。紙をカメラに見せつけたことと、文章を書いたのは社長ではないか、ということから、あたかも「社長が視聴者に『はよ寝れや。カスへ』というメッセージを送った」ように伝えられた。
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関連項目
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