五反田泰志とは、漫画作品「【推しの子】」に登場する人物である。
概要
ドラマ及び映画監督。作中に登場した監督作品としては『それが始まり』『15年の嘘』がある。本人曰く「小規模映画の監督」。だがコミックス1巻収録の第五話「監督と女優」前に挿入されている「インタビュー④【映画監督】編」では、「7年連続監督賞ノミネート」であることが明かされており、それなりの地位にはある模様(ただし7年連続で受賞は逃しているらしい)。作中での呼び名は専ら「監督」。星野アクアの事は「早熟」と呼ぶ。
第二章開始時点で年齢は40半ば。住居は都内にある親元のマンションで、いわゆる「子供部屋おじさん」である。未婚。
星野アイの初ドラマ出演となった作品の監督をしており、その現場にいたアクアの超早熟性を目にとめ興味を持つ。『それが始まり』へのアイ起用のバーターとしてアクアを『それが始まり』に出演させ、以後、アイやアクアとの関わりを持つようになる。
出演者でもない子供(アクアとルビー)を連れて撮影現場に来た星野アイのマネージャー(斉藤ミヤコ)を見て腑に落ちない様子で眉根を寄せるなど、厳しい人物にも見える。……が、「働き方改革ってやつか?」と多様化する働き方に理解を示して勝手に納得する(実は勘違い)など、割と寛大(かつ早とちり)。
(アイの目から見て)アクアがなついていたこともあり、アイからアイ自身のドキュメント映画撮影を依頼されていたが、アイの死により中断。
アイの葬儀の場においてアクアから自身の育成を頼まれ、以後、手掛けていた作品にアクアを出しつつ演技を一通り叩き込み、アクアが裏方志望に転向した後は動画編集や演出など映画製作の手伝いをさせて知識や経験を積ませていた。
『【推しの子】』の作者コンビの一人で作画担当の「横槍メンゴ」氏が「名言多し」と評している[1]とおり、アクアに対して含蓄のある様々なアドバイスをしている。だが、当のアクアは(子供部屋おじさんの言う事って響かねえなぁ)とつれない事を考えていたりする。
関連項目
脚注
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