今の俺に、命などどれほどの意味があろう。とは、『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』の真面目な台詞…だった台詞である。
概要
魔族なのに魔法が使えず魔王軍を解雇された暗黒騎士ダリエル。魔王城からも追放されて森で行き倒れ欠けていた所、猿のモンスターに襲われていた人間族の村娘マリーカを助けそのお礼に村に拉致案内される。
マリーカとその両親に何故あんな所にいたのか?と聞かれ、所々をボカシて解雇された事を話すと、同情され更にはここで暮らす事を進められる。
マリーカとその両親から見れば村の人手不足が解消され、ダリエルは定住と定職につけるというお互いWINWINな提案に見えるが…
しかし提案された定住地は人間族の村なのだ。
魔族である俺にとって正体がバレたら即、死に繋がりかねない危険な場所。せいぜい一泊だけして速やかに立ち去べきなのだが……。
「……わかりました。お世話になります」
考え直した。
今の俺に、命などどれほどの意味があろう。
魔王軍を追放され、何もかもどうでもいいと彷徨っていた俺じゃないか。
もしかしたら殺されるかもしれない―そんな危険性より、魔王軍に必要とされなかった自分を必要としてくれる人がいるこの村で第二の生活を始めることに決めたのだった。
書籍版でも特に変更点は無い。が挿絵が付いたのでマリーカが立派なモノをお持ちなのがよくわかる
漫画版
ヤングマガジンサード(現在は合併した月刊ヤングマガジン)で連載のコミカライズ版でも流れ自体は特に変わらない…が
こっちだって正体バレたら危ないし
スッ(マリーカに掴まれた手を拒否しようとする)
うる うる (吸い込まれるような綺麗な目でダリエルに訴えかけるマリーカ)
ぽよよ… ぽよ…(そらした目線の先にはマリーカの豊満なおっぱい)
今の俺に
命など どれほどの意味があろう(目を見開いておっぱいをガン見)
「わかりました お世話になります!」
断ろうと思っていた所をマリーカのおっぱいにつられて考え直したようにしか見えない(確信犯な)シーンになってしまった。
下記のアニメ放送前からボイスコミックで声(cv:杉田智和)が付いた。
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https://twitter.com/ankokuheishi_PR/status/1584832134589698048
アニメ版もコミカライズ版のシーンを元にしている為、やはりこちらでもガン見である。
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