伊原摩耶花とは米澤穂信著、〈古典部〉シリーズに登場する人物。
それを原作としたアニメ版、氷菓でも登場。CV:茅野愛衣
変わった名前だが、摩耶という名前は一般的。それに花をつけただけなので変な名前ではない。
概要
高校に入学してからは漫画研究会に入部。図書委員も兼任する。
中学時代から福部里志に片思いしており、何度も告白しているがはぐらかせ続かれている。古典部への入部きっかけは単純に里志がいるから。
折木奉太郎とは小学校、中学校と全て同じクラスといった仲。どちらかというと摩耶花が一方的に奉太郎の省エネ主義をニガテとしているようだが、良くも悪くもお互いにそれ以上の感情は持っていない。悪友という言葉が正しいのかもしれない。
性格は委員長キャラ。他人にも厳しく自分にも厳しい。その性格ゆえか、趣味である漫画に対する想いは人一倍で、文化祭当日にはしっかりコスプレをしてきたり、キャラクターだけで判断するのではなく作品を読もうとするなど、一本筋の入った姿勢を見せる。それ故、古巣である漫画研究会での立ち位置は微妙で、時に煙たがられている。その性向は『クドリャフカの順番』にて遺憾なく発揮されており、たとえ先輩でも自分の意見が貶されると敢然と反論した。千反田えるとはまた違ったタイプで感情が豊かであるが、摩耶花が千反田のことを「ちーちゃん」と呼ぶほどに仲がいい
物事の筋が通ってないとすぐ表情を露わにして反論する反面、自分が失敗すると抱え込みがちというそんな性格をしている。それ故難しい性格にも思えるが、奉太郎によれば知らない人と顔を合わせてもいつの間にかと仲良くなっているとの事である。
実は結構なオタクだが、そのことは周囲、とくに古典部の面々には隠している様子である。ドラマCDでは注文していた女性向けの薄い本のタイトルをコンビニ店員役の奉太郎と里志に読み上げられ絶叫していたのである。
↓ネタバレ↓
ちなみに。かなり俺らと似た属性でもある。
具体的に言うと、コミケとか同人誌とか。・・・あとは分かるな?
クドリャフカの順番でサークルだの、コミケだの一人語りで言っていたり、ふたりの距離の概算で「即売会で~」と発言してそこにいた全員に「?」をつけさせて赤面したりと結構ハマっている。
文化祭以降、漫研の方針をめぐる対立が決定的となり、2年生に上がったと同時に「いろいろ疲れた」という理由で漫画研究会を退部している。
一方で里志は告白を受け入れて2人は付き合い始め、毎週土日は「忙しい」様子。
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関連項目
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