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なかﾞいきしﾞかﾞ はしﾞまる..
『元祖西遊記 スーパーモンキー大冒険』とは、クソゲーである。
概要…ってなわけだ。
1986年11月21日、バップより発売されたファミコン用ソフト。
ストーリーは、三蔵法師一行が天竺を目指すという、原作の『西遊記』と同様の粗筋である。
しかしその内容は、ファミコン史上最悪のクソゲーと呼ばれるほど酷い代物であった…。
なかﾞいたひﾞかﾞ はしﾞまる..
ジャンルで言えばアクションロールプレイングゲームに当たる。
スタート時に表示されるのは以下の「なかﾞいたひﾞかﾞ はしﾞまる..」のメッセージ。
しかし、長い読み込み時間の後にフィールドに投げ出された三蔵法師一行が出来ることと言えば、歩く事だけ。
無駄に広く、ほとんど何もない赤茶けたフィールドをただただ歩くだけなのである。
しかも歩く速度が1マスあたり32フレームというすさまじい遅さも相まって、これが本当に長い旅になる…。
フィールド内には、クリアするのに必須である隠しワープがいくつも存在するが、これらはノーヒントで探し出さなければならない。
その為、自力でクリアするのは非常に困難であろう…。
RPGと言うからには敵とのエンカウントもある。
戦闘中は横スクロールのアクションゲームになるのだが、こちらの攻撃の当たり判定が分かりづらく、味方は全くと言っていいほど役に立たない。
おまけになんだか良く分からないタイミングで戦闘が終了する事もあるなど意味不明。
更に勝負に負けて全滅すると、スタート時の様なブルーバックにあまりにも気の抜けたセリフ。
ああ しんしﾞゃった！
また、苦労して天竺に辿り着いた末に見ることが出来るエンディングも、
と、やはりブルーバックに短いメッセージが順次表示されるだけのお粗末なもので、達成感の一つも感じられないどころかひたすら遣る瀬無さだけが募る。敢えて注目すべき点としては、大胆にも唐より前の二千五百年間の中国史がサクッと無かったことにされていることか（※いわゆる「夏王朝」を含めた場合）。
一応評価されている点もあり、フィールドBGMはなか゛いたひ゛にふさわしいゆったりとした雄大な曲調で非常に評価が高いが、必然的に延々と流れ続ける事で眠くなるという声もある。アップテンポな戦闘BGMもなかなかの名曲。
また、当時としては珍しく時間経過の概念がある。移動歩数に従って時間が経過することによって、フィールドが明るくなったり暗くなったり、持っている食料や水が減ったりする。この他に。広大なフィールド(約700画面分)は早すぎたオープンワールドゲームとして再評価する声も一部ながら存在する。
そのほかフィールドで斜め移動ができたり、実は日本初の戦闘画面がアクションのRPGであるなど斬新な試みがなされているのだが、このゲームではそれがイマイチ生かされている感が無い上、他の部分に問題点がありすぎる為、やっぱりクソゲーである。
海外では発売されていないが、近年インターネット上でこのゲームについてレビューするサイトもあるが、「The Worst Japanese RPG ever made」と評されるなど案の定クソゲー扱いは変わらない。
テﾞサﾞイナーなかしﾞま かおる。
このゲームを語る上で外せないのが隠しメッセージの存在である。
ROM内のコードになかじまかおると名乗る人物（本作のデザイナー）の卑猥なメッセージが含まれている。
その内容は……全年齢対象のニコニコ大百科では割愛する。
関連動画や外部リンクをどうぞ。
このメッセージは、実際にROMを吸出し、解析すると見る事が出来る。
もちろんゲーム内では見る事は出来ないが、実機でもファミコン本体を蹴飛ばすなどしてバグらせれば見る事が出来るとか…？ （※と゛ちらも よいこは せ゛ったいに まねしないて゛ね！）
BGM（ピコカキコ）
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関連項目た゛ァ!!
出たあアー、ガ、外部リンクー！
ああ よんしﾞゃった！
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