塗仏の宴とは、百鬼夜行シリーズ六作目になる京極夏彦の小説である。
中編集である上巻にあたる「宴の支度」、下巻にあたる「宴の始末」に分けられる。共に1998年に販売された。
概要
とにかく厚い。上下巻そのものがかなり厚いうえに、合わせて一冊と見るとシリーズ最厚を誇る。もう、とんでもなく厚い。
それは本というにはあまりにも厚すぎた。大きく、ぶ厚く、重く、それはまさにサイコロだった……
あらすじ
宴の支度
「宴の支度は整いました――」
- ぬっぺっぽう
- うわん
- ひょうすべ
- わいら
- しょうけら
- おとろし
宴の始末
「後の始末をお願いします――」
十五年前に消えた伊豆の村を中心に巡る妖しげな団体や警察、霊能力者、神童、薬売り、関口君ェ……。過去から動き出した盛大な宴(ゲーム)は、京極堂の手により幕を下ろされる。
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt