天空監獄の魔術画廊とは永菜葉一のライトノベルである。
概要
2015年3月より、角川スニーカー文庫から発刊された作品。著者は永菜葉一で、イラストは八坂ミナト。
太古の時代、世界を荒らしていた魔王は天から降臨した『外殻の神々』に敗れた。しかし、魔王は百年間逃げ続け魔術を込めた絵画を600枚以上残した。魔王の奸計に気付いた『外殻の神々』は『魔王の絵画』を見つけ、『天空の大監獄』に封印したのであった。
絵を描くのが大好きな少年リオン・ハイレインは、ある日行きつけの酒場で自分の描いた絵が売れなかった事を愚痴っていると、突然酒場に近衛騎士団が来て濡れ衣を着せられてしまう。そして、リオンは天空の大監獄に入れられ看守の大任を押しつけられた。リオンは肉体に『魔王の絵画』が宿っている女囚達と協力して、脱獄に挑戦する。
登場人物
- リオン・ハイレイン
- 本作の主人公。16歳。職業は絵描きだが画力は低い。(だが、どっかの貴族様が言うには平民には分からん芸術性があるらしい。)アホ毛がある。いつも右手に分厚い皮手袋を嵌めている。絵を指南した師匠との約束により、人前で皮手袋を外すことはない。金髪巨乳美女であるキリカの尻の穴に指を突っ込んだ作中屈指の幸せ者。ラノベ主人公なので当然女心に鈍感。
- キリカ・スワロウテイル
- 王立近衛騎士団・第四隊騎士長。『飛燕の騎士』という二つ名を持つ王都の英雄。歳はリオンより一つ上。武器は王陛下からもらった宝剣アスカロン・ジータ。正義感が強く、卑怯な行為を嫌い、困っている人を捨て置けない騎士の鑑。リオンを『天空の大監獄』に送ったのはキリカだが、キリカ自身も後に放火の濡れ衣を着せられて『天空の大監獄』に送られる。監獄ではキリカの直腸を検査するために、リオンがキリカの肛門に指を突っ込むという熱い出来事があった。
- レオナ・ローズライン
- リオンより年下の幼い少女。獄内では三流詐欺師なので、サンサギと呼称されている。嘘つきだが優しい性格。
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関連項目
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