この記事名は暫定的です。掲示板などで正式な記事名が決まり次第、改名する可能性があります。 編集者の方は、報道等で使用されている名称を吟味して議論及び改名を行ってください。 |
東海道新幹線小田原無差別殺傷事件とは、2018年6月9日に発生した殺傷事件である。
概要
事件の発生概況
事件は、6月9日の21時23分東京駅発新大阪駅行きののぞみ265号が新横浜駅ー小田原駅間を走行中に発生。
新幹線の12号車内に乗っていた男1人が、突然ナタのような刃物を持って立ち上がり、隣席に居合わせた女性客に襲い掛かった。この状況に驚いた逆隣りの女性客が驚いて逃げ出そうとするも、男はその女性に対して背中を切りつけ、襲い掛かった。
その様子を見ていた男性客1人が女性をかばうように止めに行き、犯人と揉み合いとなった。その間、乗務員が乗客を避難させるも、犯人はもみ合いとなっていた男性客に対して馬乗りになって、持っていた刃物のみねや刃で叩き斬るように何度も刺し続けた。
新幹線は小田原駅に緊急停車し、神奈川県警が犯人を現行犯逮捕。取り押さえる際、犯人は無抵抗であった。[1]。
その後、もみ合いとなっていた男性客は意識不明の重体で小田原市内の病院へ運ばれるも、死亡した。男性客の体には数十か所もの切り傷が付いていた[2]。
ちなみに本事件発生日は、くしくも2018年で発生10年目の節目を迎える秋葉原通り魔事件発生日の翌日となってしまった。
動機
逮捕後、男は犯行の動機について、「むしゃくしゃしてやった。(襲う相手は)誰でもよかった。」と供述している[3]。その後の調べでは、愛知県岡崎市にある男の自宅から自殺願望や刑務所への入所願望のような記述がある日記が発見された[4]。
影響
この事件をきっかけとして、新幹線、及び駅改札構内のセキュリティー強化を求める声が相次いでいる。具体的には空港と同様に手荷物検査やボディーチェックなどが求められている。この動きは、2015年6月30日に発生した東海道新幹線火災事件(東海道新幹線焼身自殺事件)の際にもあったが、今回はこれが再燃した形となっている。
関連動画
関連項目
脚注
- *新幹線殺傷 女性刺した後に男性馬乗り (毎日新聞Web)
- *新幹線殺傷 無抵抗の男性にまたがり何度も (日テレNEWS24)
- *のぞみ車内で男切りつけ…「むしゃくしゃして」 (YOMIURI ONLINE)
- *新幹線殺傷事件 自殺願望のような記述 逮捕の男の日記など (NHK NEWS WEB)
- 5
- 0pt