「森功至」(もり・かつじ)とは、諸君らが愛した「ガルマ・ザビ」や、
- 科学忍者隊ガッチャマンの「大鷲の健」
- 宇宙の騎士テッカマンの「テッカマン/南城二」
- 銀河英雄伝説の「ウォルフガング・ミッターマイヤー」
といった凛々しく優しい美形ヒーローキャラを数多く演じ、塩沢兼人・麻上洋子・曽我部和行と共にJ9シリーズ3作のメインキャラの声を担当した声優である。
アニメのキャラクターから、親しみのあるナレーションまで、心を込めて表現します。
概要
10歳の頃に児童劇団に所属して子役として芸暦をスタートさせ、俳協に移籍後「マッハGoGoGo」で主役「三船剛」の声を担当した際に、声優の道を優先しようと考え、タツノコプロの創業者である吉田竜夫に気に入られた事から、「科学忍者隊ガッチャマン」の主役「大鷲の健」や「宇宙の騎士テッカマン」の主役「南城二」の声を演じた。
※当初、芸名は本名の「森深雪(もり・みゆき)」を名のり、田中深雪(たなか・みゆき)や田中雪弥(たなか・せつや)の名義を使用したりしていたが、本名が「深い雪に閉ざされて陽の目を見ない森」を想像させ、姓名判断でも良くない返答を得て、芸名そして本名を「森功至」に改めている。
その後も、「闘将!!拉麺男」の「美来斗利偉拉麺男(ラーメンマン)」役や、近年では「RD 潜脳調査室」の「波留真理」といった主役を演じた他、
- エースをねらえ!(藤堂貴之)
- 無敵超人ザンボット3(神江宇宙太)
- キューティーハニー(早見青児)
- 機甲艦隊ダイラガーXV(ワルター・ジャック)
- 北斗の拳(南斗白鷺拳のシュウ)
- 魁!!男塾(赤石剛次)
- ジョジョの奇妙な冒険(ジャン=ピエール・ポルナレフ)※第3部OVA
といったメイン級のサブキャラクターも演じている他、J9シリーズでも、
- 銀河旋風ブライガー(飛ばし屋ボゥイーことスティーブン・ボゥイー)
- 銀河烈風バクシンガー(かっ飛びの佐馬こと佐馬之助ドーディ)
- 銀河疾風サスライガー(おとぼけビートことビート・マッケンジー)
主役や、主役を囲むメイン級のサブキャラ以外では、機動戦士ガンダムの「ガルマ・ザビ」の知名度が高く、ゲーム媒体では、四男坊らしいやさしさを持ちながらも、お約束の様にシャアに騙されるお坊ちゃま役で登場する。
また銀河声優伝説でおなじみ「銀河英雄伝説」では、最後のエピソードを担当する疾風ウォルフこと「ウォルフガング・ミッターマイヤー」の声を担当し、森功至の爽やかな声と対照的な低音の若本規夫が演じた「オスカー・フォン・ロイエンタール」との息のあった友情と、悲劇的な対決を演じた。
古谷徹よりも早い1985年からパソコン通信をはじめ、気さくなオヤジキャラで高い信望を集め、現在でもインターネット上に日記を掲載・投稿している。
現在は「オフィスもり」の代表となり、「マジカル頭脳パワー!!」や「めざましテレビ」「いきなり!黄金伝説。」といったナレーターをメインに活動しているが、カプコンの格闘ゲーム「タツノコVSカプコン」では持ち役である「大鷲の健」と「テッカマン」の声を担当し、1970年代から変わらない爽やかな声を聞く事が出来る。
2018年6月13日、オフィスもりが事務所を閉鎖。同6月27日に東京地裁より破産開始決定を受けた。尚、森自身はTwitterでプラスワンカンパニーに移籍した事を公表している。
ニコニコニュース=「ガンダム」ガルマ役・森功至氏の声優事務所が破産。
本人のTwitterによる移籍のお知らせ
顔出し
「マジカル頭脳パワー!!」で問題を読んだ際に、顔出しで出演した事もある森功至だが、2008年に顔出しで出演を打診された際に、顔出しに難色を示して横顔のみの出演となった事がある。
この時、森功至は日記において
と、雑誌媒体に直接お金を払ってまで知りたい層や、子供層が見ない時間帯でなら顔出しすると言うポリシーのような見解を掲載した。
主な出演作品
タツノコプロ作品主人公役
J9シリーズ
主演作品
「ガルマ・ザビ」役 |
ゲーム
番組ナレーション
|
※その他の出演作品についてはWikipediaの該当項目参照。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
関連人物 |
関連作品 |
関連リンク
- 4
- 0pt