概要
日本棋院所属の囲碁棋士。九段。
名門・木谷実門下。兄弟弟子に大竹英雄・石田芳夫・加藤正夫・趙治勲・小林光一・小林覚がいる。棋士の武宮陽光氏は実子。
獲得したタイトルは国内戦・国際戦含め多数。
一時は世界最強棋士の一人であった。
天真爛漫なキャラクターもあり、
日本はもちろん、海外アマからも絶大な人気のある棋士。
ソース不明だが、氏の対局の中継時、最高視聴率が75%になったとか。
ニコニコでは囲碁AI「ZEN」との対局デモに参加。
5子・4子の置き碁であったが、いずれも敗れる。
棋風
説明するまでもないが、
黒番では宇宙流と呼ばれる布石で巨大な模様を張る。
置き碁でよく現れる布石でありながら、互先で使用される事はそれまで少なかった。
木谷実先生が実践で使用した事がある。
武宮はこの布石を現在まで愛用し、これで国際戦を2連覇してしまった。
一手相手に掛かってから3連星を敷いたり、3連星完成後に相手の掛かりを無視して星に打ったり、(4連星)
変則気味だが、牛角三連星と呼ばれる布石もある。(kgsでこれ打ったら、外人にTakemiya Styleって言われました)これも武宮先生の考案した手法である。
ちくんとの対決ではオールスターと呼ばれる形が出現。
白番でも2連星を愛用。
こちらは自然流と呼ばれ、相手に合わせ、変幻自在に打ちまわす。
全盛期の武宮先生の白番を好む玄人は多く、棋譜並べする際に進められる。
その他
- 最初の師匠は三七一七段という驚異的な段位を持っていた。某一二三九段もびっくりである。
- その後木谷門下生になるが、某一二三九段と違い師匠を逆破門したわけではない。
- カレーマニアとして有名。木谷道場のカレーが楽しみだったらしい。
- 「囲碁とは、宇宙である。」とは言ってないと思う。
- レーシック手術をしたのに、ZENとの公開対局ではメガネを着用していた。何故だ・・・
- なんとレコードを出している。
- あまりに強いのでバックギャモンをやっていたことも。
- そのバックギャモンでも日本一に(第12期盤聖戦優勝)。
- 近年、社交ダンスにハマっている。
- 歌って踊れる囲碁棋士である。
- チャンホ(韓国)
「宇宙流は布石の第2革命と呼ぶべきであり、彼は世界の碁を一人で変えてしまった」 - 江鋳久(中国)「アマチュアが強くなる秘訣は、武宮先生の碁を並べる事」
- 名誉本因坊資格を持っていない。理由は趙治勲
- ゴルフ雑誌にコラムを連載していた。
連載がなくなったのは「ダンスを始めたから」 - ニコ生の麻雀特番に出演。
「内弟子時代にこっそり打ちに言ってた」と語る。
本当に多趣味だなあ・・・
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関連項目
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