決めろ!キラメキシュートとは、月刊チェホンマンで連載されていた夢野カケラによる漫画である。
概要
廃部寸前の夢田高校サッカー部が全国制覇を目指すサッカー漫画。しかし主人公に魅力が無い、キャラごとの顔の描き分けができていないなど問題だらけの駄作で常に人気がなく、ようやく地区予選一回戦が始まった第5話で、わずか3ページ掲載ながら大掛かりなテコ入れを次々と実行。しかし考えも無しにあまりに詰め込みすぎたのが祟ってか不人気にさらに拍車をかけ、6話目で打ち切り、最終回に至ってはわずか1ページという有様だった。単行本1巻の発売日は未定。
実際のところ、『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』単行本8巻第135幕に収録されている話「決めろ!キラメキシュート-涙の方向転換篇-」に登場した劇中劇で、「漫画家シリーズ」のうち夢野カケラが登場する話の第2弾。月刊チェヨンスに連載した「ソードマスターヤマト」が打ち切られた後に月刊チェホンマンにこのサッカー漫画を連載したはいいが、上述の理由で不人気なため、担当編集の住田からテコ入れ策を指示されたはいいが、わずか3ページで住田の指示通りのテコ入れを無造作に行った結果、翌月号で打ち切りが確定。たった1ページの最終話でこれまで張り巡らされた伏線を全て回収する羽目になった。
登場人物
- 夢野カケラ …漫画家。「ソードマスターヤマト」の打ち切りの後、掲載誌を変えて新作「決めろ!キラメキシュート」に再起を賭けるが…
なおこの回から夢野の家の家具が減り内装も外装もボロくなる。 - 住田(すみだ)…月刊チェホンマンの編集者。「ビリッケツ」「打ちっ切り」のような言い回しを好み、不人気の決めろ!キラメキシュートの大規模なテコ入れを指示した。ネットの書き込みをいちいち夢野に伝えるどころか自分も書き込みしている。
- マンガ描男(まんが かくお)…漫画家。夢野と同じ月刊チェヨンスに連載していた「どっこいおむすび君」の作者。今回も月刊チェホンマンに「すっぱいうめぼし君」を毎月3ページだけ連載しており、決めろ!キラメキシュートの最終回と同じ号で最終回になった。[1]
決めろ!キラメキシュートの登場人物
- エースストライカー修斗(しゅうと)…主人公。「サッカーはオレの生きがいなんダッシュ!」というように語尾がうざい。第5話で唐突に語尾にダッシュをつけるのをやめ、サッカー場の芝を意のままに操ることのできる「グリーン・エンペラー」なる能力が身に付いた。
- カミソリの剛(つよし)…主人公とツートップを組む元不良だが第4話まで特に何も問題を起こしていなかった。第5話で試合中唐突にグレた。
- その他のチームメイト…似たような顔ばっかりで顔の描き分けが全然できていない。
- マネージャー…女性キャラだが全然かわいくない。口ぐせは「えらいこったス」。第5話で眼鏡が外れたところ唐突に美少女化し修斗に告白した。
- 主審…第5話に登場した地区予選一回戦の主審。「F」というダイイングメッセージを残して唐突に倒れた。
- チュウ作…第5話に唐突に登場した修斗の相棒のネズミ。とってもおしゃべりでお調子者。
- おばけ…第5話に唐突に登場した女性の幽霊。
- 副審…最終話に登場した地区予選一回戦の副審。主審に恋人を取られたので殺害した犯人。
後日譚
単行本に描かれたエピローグでは、その後夢野カケラは集A社に新作「恋のトライアングル」を持ち込むが、その際に新作「かったい!おもち君」を集A社に持ち込んでいたマンガ描男先生と出会う。マンガ描男は一見夢野を激励したかに見えたが……
「恋のトライアングル」のその後は単行本8巻と11巻と公式ファンブックに、「すっぱいうめぼし君」最終回は単行本8巻に掲載。
アニメ
アニメ第3期「ギャグマンガ日和3」の第10話「決めろ!キラメキシュート-涙の方向転換篇-」に収録。夢野が打ち切りを宣告された「完結篇」はだいぶ端折られており、マンガ描男の話などは省略されている。
演出・作画:よこた和
声の出演:内藤玲、うえだゆうじ、前田剛、矢部雅史、名塚佳織、佐藤なる美、伊藤実華
(※ 2期「ソードマスターヤマト」と異なり、夢野カケラ役は前田剛→内藤玲に変更されている)
制作:ダックスプロダクション、スタジオディーン
製作:キッズステーション、バンダイビジュアル、集英社
名セリフ
- 主人公の修斗 足が臭そう┐('A`)┌
- キラメキシュートつまらん( ´,_ゝ`)はよ死ね
- 夢野カケラってペンネームをつめ込み すぎ男にしたらいい
- 夢野カケラがんばってほしい来世で
- アイツもセンス無いなりにがんばってんだから温かい目で見ようよ[2]
関連動画
関連項目
脚注
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