稲葉りんねとは、アニメ『超速変形ジャイロゼッター』の登場人物である。
CV:井口裕香
概要
主人公である轟駆流(カケル)の1つ年上の幼馴染で、アルカディア学園に通う小学六年生の女の子。
大き目のサイドポニーと、何故か左足しかない縞々のハイソックスという左右非対称な格好がトレードマーク。
真島時空研究所の庭石に記された『ロゼッタグラフィー』の予言にその名が晒されたことで、カケルに次ぐ第2の選ばれしジャイロゼッタードライバーとして戦うことに。
最初は選ばれし者の宿命に自信が持てず、その役目を一度は突っぱねるが、同じく選ばれしドライバーで、ヒーローに憧れ無茶しかねないカケルが危なっかしくて心配になったため、共に戦う決意を固めた。
以降、吹っ切れたのか割とノリノリ気味にカケルと共闘する。
操縦するジャイロゼッターは、以前より愛用していた『プリウスα』。
超速変形後は巨大な注射器を武器に、レーザーをぶっ放したり、敵から吸収したエネルギーを味方に射して回復させたりと、攻撃の傍ら仲間の支援でも活躍する。反面、注射器が無いと何もできなくなる。
15話からは新たな乗機としてりんねのスケートの動きを組み込んだイルカ型のジャイロゼッター『ドルフィーネ』が登場し、状況に応じて2機を使い分けることになったのだが、OP、EDと着々とプリウスの出番が奪われつつある。
さらに42話からはドルフィーネの後継機『ドルフィーネTA(トリプルアクセル)』が登場。丸っこかったドルフィーネに比べて鋭角的なフォルムになっており、水面を蹴って移動できる。水中戦もお手の物。
自分の苗字にちなんだ持ちネタなのか、この年で既に『イナバウアー』を習得しており、その上体反らしを用いた動きは、カケルとの夫婦漫才の鋭いツッコミや、バトルでの攻撃回避の手段に活かされたりする。
本来イナバウアーは体を反らす動きとはまた別の技のはずで、そもそも用途がおかしく別の何かと化している節があるが、本人がイナバウアーと言い張って誰もツッコまないから仕方ない。傍から見ていたマイクマン関アナも、アレをイナバウアーと認めちゃっている。
元々幼少の頃からフィギュアスケートでオリンピックに出るのが夢で、スケートリンクで滑る彼女の姿は「まるでプリティーリズムを見ているようだ」と視聴者から評判である。それ褒め言葉になってなーい!
二人っきりになると明らかに顔を赤らめたりと、どうみてもカケルに気があるように見える…が、当のカケルはたぶん気づいていない。
コンセプトに「ちょいエロ」を掲げるアニメのヒロインだけあって、キッズアニメとしては大きなお友達からの人気が非常に高い事が伺える。どのくらい高いかというと
- りんねがサムネになった2話の再生数が、1話の再生数を1週間で上回る快挙を成し遂げるサムネホイホイっぷり(ランキングもアニメ総合デイリー最高9位、1話は12位)
- 放送開始からわずか2週間足らずで薄い本(勿論りんね本)が出回る。超速ってレベルじゃねーぞ!
と、こんな伝説(らしきもの)が打ち立てられる程である。
【最終決戦・アルバロスの翼に関するネタバレ】
2053年では駆流と結婚しており、息子が一人いる。イビルゼッターへの対抗策を研究しており、アニメでも登場したイビルバスターにも関わっている。ちなみに50を過ぎているとは思えないほど若々しい。
最終決戦ではゴートを説得しに行き捕まったハルカの手引きにより無人島のゼノン本部に侵入し、これを壊滅させる。その後壮太と共にイレイザー四天王に拉致され、メヴィウスエンジンを用いたハイパータイムマシン砲に組み込まれてしまうが、無事駆流に救出された。戦いを終えて駆流が戻ってきた際にはヒロインらしく真っ先に彼に駆け寄って飛びついている。エピローグでは駆流たちや帰国した両親が観戦する中、フィギュアスケートのショーを行う姿が見られた。
関連動画
関連静画
関連項目
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