竜騎衆とは、「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の登場する集団である。
概要
超竜軍団長竜騎将バラン直属の部下で、特定の場所から三色の篝火を点らせると馳せ参じる。
なお、彼らは竜の騎士の忠誠を誓う直属部隊である為厳密には魔王軍ではない。
陸・海・空のドラゴンライダー達であり、その実力は六大団長にも匹敵すると言われている。
ここではその竜騎衆を列挙、解説する。
ガルダンディー
相棒のスカイドラゴン「ルード」に跨る鳥人間で、竜騎衆の空戦騎。人間年齢で20歳程度。
非常に残忍な性格の持ち主であり、作中でもポップをいたぶるような戦い方を見せている。
フェンシングソードのような形状を持つ「スパイラルソード」の使い手で、他にも、体力と魔法力を放出させる能力のある2種類の羽根を備えている。
作中ではルードを殺され、ポップがルードを人間と同列に置いた事がきっかけで、怒り狂ってポップに猛撃。
剣技と羽根の波状攻撃でポップを苦しめ、ポップの首を刎ね飛ばす寸前まで追い込んだ。しかし、そこへ放たれたヒュンケルのブラッディースクライドを受け、再びポップとの一騎打ちでポップを追って空中へ飛ぼうとした瞬間に片羽が切断され、体勢を崩したところを、ポップの全魔法力を込めたゼロ距離発射のイオを受けて倒された。
ボラホーン
「天下無双の力」の持ち主であると自称しているが、ヒュンケルの見立てによれば、クロコダインの半分程度の力であるらしい。
また、マヒャド級の威力を持つ吹雪を吐く「凍てつく息(コールドブレス)」を必殺技にしているが、鎧の魔剣を駆使したヒュンケルの前にはまったく通用せず、一方的に倒されたかに見えた。しかし、その図体よろしくタフだったようで、ヒュンケルがラーハルトを倒した直後に再び立ち上がっている。
その際にポップを人質にとった事が災いして、ラーハルトに粛清された。
図体の割には呆気ない倒され方をしたキャラで、(レオナの援護があったとは言え)ギガブレイクの直撃を2発耐えて見せたクロコダインとはえらい違いである。
まぁ、「卑怯者」と「武人」の扱いの差とでも言うべきなのだろうか。
ラーハルト
ドラゴンに跨る陸戦騎で、魔族と人間の混血児。バランにとっては、「もう一人の息子」でもある。
母親と死別後にバランと出会い拾われた過去を持っており、竜騎衆の中でも別格の存在である。
鎧の魔槍の使い手で、残像をその場に残すスピードと超精密な突き技を併せ持ち、一度はヒュンケルを圧倒した。
しかし、ダイ出生の真相を知り、立ち上がったヒュンケルのグランドクルスの直撃を受けて倒された。
その後、卑劣な手段をとったボラホーンを粛清、ヒュンケルに鎧の魔槍と自分の使命を託して命を落とした。
その後、バランが与えた竜の血により、竜騎衆の中では唯一蘇生を果たしている。
バーンパレスで、己の弱みにつけ込んだマキシマムの前に絶体絶命となっていたヒュンケルの前に現れ、マキシマム率いるオリハルコン駒軍団をマキシマム諸共圧倒する。そして、ヒュンケルに引導を渡す事でその使命を引き継ぎダイ一行に参入している。
バランが残していた遺言状に従い、彼の息子であるダイに絶対の忠誠を誓い、ダイ唯一の部下となっている。
また、当初は「ディーノ様」と呼んでいたが、ダイの意向により「ダイ様」と呼ぶようになる。
ラーハルトによれば、竜騎衆とは「死ねと命令されれば笑って死に、戦えと命令されればたとえ神が相手でも戦いを挑む。竜の騎士の理想実現の為の持ち駒」という存在であるらしい。
余談
続編とされていた「魔界編」の構想には、ダイを新たな主君とした新生竜騎衆が結成される予定であった。メンバーとしてラーハルトとクロコダイン、そして新キャラを含めた3名による告知がされていた。
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関連項目
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