蝶ヶ崎蛾々丸とは、漫画「めだかボックス」に登場する、2年-13組所属の過負荷である。
概要
-13組設立にあたって不知火袴理事長によって呼ばれた過負荷(球磨川禊から誘われた可能性もある)
左目にモノクルを掛け、執事服を着用した風貌。-13組の中では例外的に穏やかで落ち着いた言動を取るが、その本性は凶暴で高圧的である。「偉そうな奴は誰に何されてもしょうがない」といういかにも過負荷な考えを持つ。
表面上は他の過負荷のようには歪んではいないが、それは幼少期から自身の過負荷によってダメージを他人に押しつけ続けてきたから。そのため彼には回想すべき過去がない。不幸をすべて周りに押しつけてしまえば誰よりも幸福になれると信じて過負荷を使い、不幸な出来事も嫌な思い出も胸の痛みも心の傷も家族さえもダメージとしてすべて周囲に押し付け、そんな人生への疑問や罪悪感すらどこかに押しつけてしまった。
何でも周囲に押し付けてきたためストレス耐性が皆無であり、極度の被害妄想を抱くようになる。普段の振る舞いは理性的で単純な罵倒では怒ったりはしないが、偉ぶったり、説教などをすると常識的な枠を超えたキレ方をする。何故かキレると喋り方がジョジョっぽくなり性格どころか髪型や顔、服の着こなし方まで激変してしまう。彼を怒らせるために言った球磨川禊からの『お前なんだか』『トランプとか武器にして戦いそうな顔だよな(笑)』という挑発を「現実とフィクションの区別もつかない阿呆」と解釈し
「なんっ…でそこまで!的確に人を傷つける台詞が言えるんだよお前はあああああっ!!」
と逆上、球磨川禊を殺したこともある。
戦闘力は素で球磨川禊の腕を不意打ちとはいえへし折るほど(ちなみに初登場のシーンであるため衝撃的な登場だった)
過負荷
自分が受けたダメージを自分以外のものに押しつけるスキル。肉体的ダメージのみならず、トラウマやストレスなどの心理的なダメージまでも他人に押しつけられることができる。
範囲・制限は不明だが、全方位から鉄骨を25発で砕く日之影のパンチを受け、それを遠くで見ていためだかに押しつけたり、高所から地面に墜落したときのダメージを全て地面に押しつける程度のことは可能。
あくまで自分のダメージを自分以外に押しつけるスキルなので、自分以外が受けたダメージをさらに別の場所へ押しつけたり、自分が肩代わりするようなことはできない。
またダメージを「跳ね返して」いるわけではないので安心院さん曰く「致死武器」に類する攻撃は有効とのこと。もっともすぐにどこかに押し付けるようだが。
ただ本人のポリシーとして受けたダメージをダメージの原因である相手に直接返すことは行わない。
補足
「精神ダメージも押しつけられるのにキレるのはおかしい」と言われることがあるが、これは前述の重度の被害妄想により自分から勝手にダメージを受けたためと思われる。尚、自分からダメージを受けた場合それもどこかに押しつけられるかどうかは不明。
また、めだかボックス16巻では綱引きや障害物競争に興じる可愛い姿も見られる。
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