遠山キンジ(とおやま きんじ、遠山金次)とは、緋弾のアリアの登場人物である。
概要
「遠山の金さん」こと遠山金四郎の子孫で、自身も正義の道を志すべく武偵への道を選んだ。
しかし、とあるきっかけで、武偵になることへの意欲を失い、武偵高校からの転校を考えるようになった。
ランクはEと最低に位置しているが、「ヒステリアモード」と呼ばれる特殊な能力(後述)の持ち主であり、入学直後の試験で他の生徒と教師全員を捕縛したという伝説を持つ(そのため1年時のランクはS)。
それゆえに、「ヒステリアモード」にならないように、異性にはあまり接触をしないように行動している。
2年最初の始業式の日の登校中に、「武偵殺し」に巻き込まれ、そこで神崎・H・アリアと出会い、運命が変わることとなる。
武器としてアメリカ軍正式採用拳銃でもあるベレッタM92Fを携行している。
なおこのM92Fは武偵高の装備科の手によって改造が施されており、3点バースト(1回トリガーを引くと、3発連続で発射される機能)とフルオート射撃というSMGの様な機能が加えられているらしい。
ちなみにこの様な機能を持った拳銃は全くのデタラメというわけでもなく、軍や警察の採用装備としても実在している(ベレッタM93Rなど)
ヒステリアモード
「子孫を残す」という本能が発動の根幹にあり、この能力を有している男性は性的に興奮する事によって身体能力、思考能力、思考速度などを著しく向上させる事が可能で、例えば複数の銃から発射された弾丸の軌道を一瞬で予測し、それを避けるなどの人間離れした行動すらこなせる。
通常のヒステリアモードでも非ヒステリア時の約30倍の戦闘能力を発揮する事が可能であり、更に派生・発展型の能力もいくつか確認されている。
発動中はいかなる状況にあっても「女性を護る」事が優先されてしまい自らの身を危険に晒してしまう事も多い為、現在では遠山家の男子しかこの能力を発現できないとされている。
余談になるが遠山金四郎は脱衣する事、(ネタバレ注意)実兄の遠山金一は女装してカナという人格になる事によって自発的にヒステリアモードを発動する手段を確立しているのに対しキンジは(主に)身近な女性とのToLoveるがない限りは発動する事が出来ず、またキンジ自身も中学時に女性嫌いになってからはこの能力自体を好ましく思っていない為にヒステリアモード自体を避けている事もあり、非ヒステリア時に接敵してしまうとほぼどうしようもないという欠点がある反面、能力自体は歴代遠山家でも最高であると金一から言われている模様。
関連静画
関連項目
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