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金子信雄（1923年3月27日～1995年1月20日）とは、東京都台東区出身の俳優・料理研究家である。夫人も女優・丹阿彌谷津子。あだ名は「ネコさん」
概要
1943年に劇団・文学座に入所をして俳優デビュー。1952年に文学座を退団をし、映画に軸足を移行。日活や東映作品のアクション映画では、主に悪役として地位を確立。1970年代になると東映のヤクザ映画の名作『仁義なき戦い』シリーズでのずる賢いヤクザの親分役は、はまり役となった。
俳優業と同時に料理研究をライフワークとしており、単行本を出す程の腕前で、1982年に日本テレビ系列のワイドショーでも料理コーナーのレギュラーとして活動をしていたが、1987年には、ABC制作でテレビ朝日系列で月曜日から金曜日までの帯番組として放送された料理番組『金子信雄の楽しい夕食』がスタート。作りやすい料理とアシスタントとの掛合いが人気となったが、二週間分を一日で収録をするということもあり、金子自身が番組が終わるたびに酒を飲むので金曜日になるとグデングデンになる姿は番組の名物となっていたため、「金子信雄をウォッチをする」というカルト的な人気もあった。
1995年に細菌性敗血症のため東京都内の病院で死去。享年71歳であった。『楽しい夕食』も本来1995年3月で終了であったが、金子が急死をしたために番組終了までは、プロの料理人に金子のレシピを作らせていた。内容もプロも唸る程であったという。
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