『魔法少女ほむら☆たむら ~平行世界がいつも平行であるとは限らないのだ。~』とは、あfろによる『魔法少女まどか☆マギカ』を原作とする4コマ漫画である。
『まんがタイムきらら☆マギカ』にて創刊号から28号まで連載。単行本は全3巻。
概要
今作ではもしほむらが時間を巻き戻すたびに本来の世界とは異なる平行世界に飛んでしまっていたら、と言うifのストーリーを4コマ漫画の鬼才あfろが描いている。
基本的には1話ごとに別の時間軸に移動しており、主人公の暁美ほむら以外の登場人物は同名の別人である。また、ほむら自身も無数の時間軸の中で多数のほむらが同時に存在しており、その中にはオリジナルとは大きくかけ離れたほむらも存在する。
あらすじ
『魔法少女まどか☆マギカ』本編において鹿目まどかを助けるために何度も時間を巻き戻し、同じ時間を繰り返していた暁美ほむら。
しかし、繰り返す中にはどうやら他の時間軸とは大きく異なる時間軸もたくさんあるようで…。
あけみ屋
時間軸の狭間に存在する、無数の時間軸のほむらたちが集まる居酒屋。個性豊かなほむらたちはここで前の時間軸の疲れを癒し、次の時間軸へ向かっていく。
ほとんどのほむらはビールを飲んでは、すぐに吐いている。ほむ姉や博士のように長くこの空間に滞在しているほむらも存在している。
主な登場人物
原作キャラ
- 暁美たむら
- このマンガの主人公の暁美ほむら。当初は呼称が安定していなかったが、4話くらいからたむらに固定された。
- まどかを救うためのループをすでに長年繰り返しており、実年齢はもう口にできない。26歳
- 行く先々の時間軸で本来の時間軸との違いに振り回されることになるが、ときにはそれを楽しむこともある。
- 一度はワルプルギスの夜を倒せたこともあったが、その時間軸のまどかによってなかったことにされてしまった。
- 鹿目まどか
- 原作『魔法少女まどか☆マギカ』における主人公。たむらにとってはどの平行世界のまどかも保護対象だが、たむらを振り回すこともある。
- 美樹さやか
- ある意味原作とほとんど変わりがないキャラクター。
- 魔女化が心配されていたり、すでに魔女化していたり、杏子と喧嘩したりしている。
- 巴マミ
- 初期ではたむらが平行世界に辿り着いた時点ですでに死亡していることが多かった。のちにその原因がとある平行世界の巴マミであったことが判明し、それ以降は生きたまま登場できるようになった。
- 時間軸の狭間のあけみ屋に居ついたマミさんもいる。
- 佐倉杏子
- 初期の時間軸ではデフォルメされて食欲の権化にされていることが多かったが、中盤以降は通常の頭身で登場する事も多くなった。
- キュゥべえ
- どの時間軸でも魔法少女契約を迫ることは変わらないが、ときおりすごくいいやつなキュゥべえも存在する。
- その時間軸が本来の時間軸とどれだけ違っているかの観測機としての役割も持っており、本来の時間軸から遠ければ遠いほど、キュゥべえの姿も本来のモノからかけ離れていく
あけみ屋のほむらたち
- ほむ姉
- 時間軸の狭間にて、彷徨うほむらたちをいやすための店「あけみ屋」を営んでいる暁美ほむら。ほかのほむらより身長が高く、髪は後ろで結っており、ゆったりとした服に眼鏡を着用と、大人の色気も感じさせる。
- まどかを救うことはすでにあきらめており、時間軸の狭間に留まって、ほかのほむらたちをいやすことが目的となっている。
- 博士
- 髪はショートで、通常のほむらより若く、身長も低い。魔女と戦うことが怖くて時間軸の狭間で研究所を作り。武器開発にいそしんでいる
- たむらが時間軸の狭間に連れてきたワンコを世話している
- イタズラほむら
- 眼鏡装備で割と砕けた口調のほむら。絵柄も口の作画が「3」となっていることが多い
- いたずらをせずにはいられない性格で、他のほむらやそれぞれの時間軸の魔法少女たちに次々とイタズラを仕掛けている。
- ちなみに彼女の出身世界の住人はみんな大体こんな感じのノリである。
- ルーキーほむら
- まだ時間軸を彷徨い始めたばかりのほむら。15歳。目の作画が黒目が小さく、白目部分が多い四白眼になっており、ほかのほむらと異なっているため判別可能。
- 初対面のまどかに大外刈りをかけたり、まどかに爆弾製造のノウハウを教えて爆弾魔にしたり、まどかのベッドの下に潜んだりと、他のほむらに比べて異常行動が多い。
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関連項目
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